テレビCMを見ていると、成長しきれていない小さな会社ほど商品をPRすることに特化していますね。
5秒、30秒という短い時間でなるべく多くの商品情報を伝えようとする。
地方テレビのCMなんかを見ていると明らかにその傾向が見て取れます。
それに比べ成熟した大企業の商品CMは違います。
もしその商品が日常の使う嗜好品やサービス(家庭の消耗品、自動車、生命保険など)ならば、理想の生活を演出するストーリー仕立てのCMになっていることが多い。
もちろん、画期的な新製品が出た場合は例外になりますが、何のコマーシャルかよく分からないまま、最後にブランドロゴが映って終わるようなCMをよく見かけますね。
これらのCMって、視聴者の潜在意識に訴えているCMなのです。
理想の生活シーンと重ね合わせてブランドロゴや社名などを潜在意識に刷り込む。
スーパーマーケットへ行って同じような商品がたくさん並んでいると、潜在意識にファイルされているブランドの商品を「これが良さそう」と思い自信を持って選んでしまう。
これが大きな効果なのですね。
よく新幹線などの窓からブランド看板を見ることができますが、これらも同じ効果を狙ったもの。(富士山の絶景ポイントによく見かけますね。)
やはり顕在意識よりも潜在意識を狙ったほうが大きな効果を得られるという事でしょう。
潜在意識とはそのぐらい大きな力を持っているのですね。
この領域のパワーを成幸に活かさなければもったいないですよ。