あのズボンって、裾のほうが広がっているのですが、あれって何故でしょうか?
ちょっと気になったので調べてみたのですが、名称は「ニッカポッカ」というらしいですね。
元々は鳶職人が履いていたものが、土方やペンキ職人に広がったようですが、理由は諸説あるようです。
まず、夏場汗だくでズボンが肌に纏わりつくと、飛びついた時に失敗して高い所から落ちる危険があるので、ダボダボで動きやすいデザインになっているということと、周囲の危険物にわざと触れることで、いち早く察知する意味もあるとの事。
猫の髭もハサミで切ってしまうと、狭い所に入る時にぶつかってばかりで上手く歩けなくなるそうですが、それに似ているのかもしれません。
その他、溶接の火の粉がかかっても、ダブついているので、肌に触れる事なくヤケドをしないなど、様々な機能的なメリットがあるようです。
最近は、オシャレなデザインの物も売られているようなので、そのうちに一般の若者にも流行るかもしれませんね。
「身近な事に疑問を持つ事」
こんな習慣が、"コインの裏側"を見られるようになるのですね。
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