「奇跡のリンゴ」という映画がありましたが覚えていますか?
世界の農業の常識を覆した人、木村 秋則氏の実話ですね。
彼が目指したのは、リンゴを無農薬で育てること。
過去に無農薬でリンゴの木が実を付けたことなど無かったそうです。
無かったどころか、不可能だと言われていた。
しかし彼は、10年間無収穫が続き、どん底の貧乏生活でも諦めなかった。
時には自殺が頭に過るほど追い込まれたそうです。
彼は、無農薬でリンゴを作るために、良い肥料を与えることしか考えていなかったそうです。
「良い肥料を発見し、それさえ与えれば何とかなる」そう信じていろいろな肥料を研究し試してみた。
しかし、10年続けても全くダメ。
そんなある日、その答えは目に見える「木」ではなく、目には見えない「根」にあることを発見した。
そう、「木」以外の土や根、微生物に着目した。
そして遂に無農薬で美味しいリンゴを栽培することに成功したのです。
【大事なものは目に見えない】
彼はそう悟ったそうです。
もう私の「学び」を受けている人は気付いたと思いますが、この目に見えないものに本当の価値があり、
これに気付いた人だけが成幸できる。
そして、成功者の共通したプロファイリングにもあるように、
同じやり方に執着せず、フレキシブルに対応できたことですね。
彼が、世の農業博士のように、肥料にこだわって、ずっとその視点から離れなければ今のような成功は無かったと思います。
不可能だと思えることも、視点を変えると可能になることを忘れてはいけませんね。
-----------------------------------------