不満が招いた結果とは? | トニーの成幸ブログ

「自分のコントロールできないことに意識を持たない」


成幸脳になるためには大切な習慣です。


特にどのような時に意識しなければならないかというと、イライラしたり不満があるとき。


ここで一人のビジネスマンの例を挙げましょう。


あるビジネスマン(A氏としましょう)が、出張のため新幹線に乗りました。


移動中、仕事の電話が携帯にかかってくるため、いつもは通路側の座席を指定するのですが、この日に限って座席指定のリクエストを忘れていたため窓側の席に。


隣の人も乗ってきましたし、足元の荷物が邪魔だったので、そのカバンを網棚(ヘッド収納スペース)に載せることにしました。


途中、案の定、頻繁に仕事の電話がかかってくる。。。


その度に、隣の人の前を申し訳なさそうにまたいで横切りました。


毎度、隣の人は快く通過させてくれるのですが、A氏の心の中では通路席でなかったことに不満を募らせます。


周りを見渡すと、半分ぐらいが空席。


(なぜ、自分の席だけ隣に人がいるんだ)


だんだん不満も湧いてきた。


そうなると、心の中はマイナスエネルギーでいっぱいに。


(こんな肩身の狭い思いをするのも、乗車券を発行した駅員のせいだ)と他人を責める始末です。


ようやく目的地に到着し、下車するとカバンがない。


そうです、網棚に忘れてきてしまったのです。


なぜこうなってしまったのか? 彼は反省したそうです。


(隣の人の好意に感謝できず、おまけに罪のない駅員さんにまで不満を抱いた心が招いた結果だ)


自分でコントロールできないことにイライラし、感謝の気持ち持てなかったことが招いた結果ですね。


人ごとではないですよ。


気をつけましょう。


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