オリンピック、盛り上がっていますね。
予想外に健闘している種目があったり、期待はずれの種目があったりと一喜一憂ですね。
さて今日の本題です。
昨日は「返報の法則」の話でした。
多くの成幸者は見返りをその相手から求めることはしない。
人間の心理上、どうしても感情が入ってしまうのでなかなか難しい。
でも、これが出来るようになると成幸者として加速度的に進化します。
今日はちょっと違ったお話をします。
「秘密のサンタ」って知っていますか？
自分の正体を隠したまま、２８年間で１３０万ドル（日本円にして１億円以上）を見ず知らずの人に配ったというお方。
凄いですね。
もちろん、彼が貧乏でその日の食べ物にも困っている時に見ず知らずの人に助けてもらった経験が彼を突き動かしているのです。
人間、いくら「大変ですね」とか「そのつらさ痛いほどよくわかります」などと慰めても、自分でその痛みを経験した人でなければ絶対に解らない。
彼はその経験をしているから他人にも本気で優しく出来るのです。
でも今日の学びは、そういう事を言いたいわけではありません。
この、”秘密のサンタ”は５８歳の若さでこの世を去ります。
まだまだ多くの貧しい人に寄付したかったのに、志半ばにして亡くなりました。
どういうことでしょう？
この世に神様はいないという事でしょうか？
それとも、この人は神様に良いことをした人だと認められなかったのでしょうか？
実はここからが大切です。
人間はどんなに大きな夢や目標や志を持って、精力的に行動する素晴らしい人でも、元々人に与えられた寿命は決められており変えられないという事。
これが結論です。
つまり、あらゆる成功哲学を使っても引き寄せの法則を使っても寿命だけは変えられない。
大切な人を亡くした経験のある人にとっては酷な話しかもしれませんが、これが不変の法則。
だから、死ぬか生きるかなんてことで悩むことはないのです。
そう思えば割り切ることができ、先々の不安も無くなって、毎日ポジティブに生きられると思いませんか？
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