好きなことを仕事にするということは本当に幸せなのか | トニーの成幸ブログ

昨日に続きAKB48総選挙の話。


上位に入った娘のスピーチを聴くと、やはりみんな一生懸命やっているなと感じます。


特に篠田麻里子のスピーチは良かった。


自分の人生、何かいい事が起こることを待っているのではなく、自分で獲りにいかなければ決して良くはならない。


AKB48のメンバーは皆真剣に生きているなという空気が伝わってきました。


若い人は見習ってほしいですね。


さて今日の本題です。


子供のころから目標をもって本当に達成できる人は幸せだと思います。


プロのミュージシャンを目指して、就職もせずにアルバイトをしながら音楽活動を続け、やがてメジャーデビューを果たす人。


プロ野球選手を夢見て、青春時代は遊ぶことなく野球漬けの毎日ながら、ドラフト指名を受けて念願のプロ球団に入団する人。


いずれの場合も達成感が得られ、幸せだと思います。


でも、それで幸せな人生が送れる保証が得られたのかというと、そんなことは無い。


プロ野球選手の伊良部秀元投手は、日本のプロ野球で活躍しただけでなく、なかなか目指しても実現できない、米国メジャーリーグのニューヨーク・ヤンキースでも活躍し、野球選手としてはこれ以上ない幸せな野球人生を得ました。


しかし、若くして自殺。


はたして彼は本当に幸せだったと言えるのでしょうか。


彼は野球では成功者になりましたが、人生においては成幸者にはなれなかった。


世の中、成功できる人は10%と言われていますが、その中でも成幸出来る人は3%しかいません。


その3%の成功者とそうでない成功者の違いは、


「人生をトータルで考えていること」


この考え方が、大きく人生の道を分けてしまうのです。


だから、目先の成功に囚われず、何のために成功したいのかを、最初からしっかり意識する事が大切なのですね。


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