今日は「思い込み」をテーマに書いてみたいと思います。
思い込みにも、良い思い込みと悪い思い込みがありますね。
いずれの思い込みも、ものすごいパワーがあるというお話です。
悪い思い込みと言えば、今年最もよい例が「日本のプロ野球」。
統一球という、”飛ばない”ボールのおかげで、昨年よりもホームラン数が半減しました。
そんな中、昨年と全く変わらずホームランを量産したのが、西武ライオンズの中村選手。
”おかわり君”ですね。
他の全選手が、ホームランが打てなくなったのに、彼はなぜ打てたのでしょうか。
彼はインタビューでこんな回答をしていました。
「統一球は飛ばないなんて思っていませんでした。」
今年の春先、彼は左手首にデッドボールを受けて、手の甲がパンパンに腫れてしまいました。
次の日の試合、当然スタメン落ちかと思われましたが、そんな状態の中出場。
しかし、バッターボックスに入っても左手が痛く、バットに手を添える程度で、右手だけで
打つ状態。
そんな中、彼は特大のホームランを打ったのです。
彼はこの時、「統一球が飛ばないなんて言うのは嘘だね!」
そう思ったそうです。
まさに、「怪我の功名」です。
中日ドラゴンズの監督であった落合さんも、
「今年は、皆、統一球は飛ばないという言葉にやられたな」
そんなコメントをしていた事を思い出しましたが、「思い込み」というものはここまで人を変えてしまうといういい例です。
言葉は、潜在意識にインプットされると、その言葉を実現化させるため潜在能力が働き始めます。
その結果として、本当にそうなってしまう。。。
思い込みというのは、良くも悪くもそれぐらい大きな力があるのです。
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