我々が「ほしい」と思うたいていの欲求は、情報的欲求です。
たとえそれが実在する「モノ」であっても同じです。
例えば、車好きの人が、自動車の雑誌などでかっこいいスーパーカーを見て、ほしいなと思ってしまうとします。
ああ、フェラーリって究極な車だなー、ほしいなーって!(自分の事です('-^*)/)
だけど、ここで考えて頂きたいのは、「なぜほしいのか」、「どのくらいほしいのか」ということ。
ほしい車って、実は漠然としていて、よくよく考えてみたら、所有したいわけでなく、乗りたいだけかもしれません。
そうなると、願望の実現までの方法も全く違ってきます。
所有するとなると、ガレージとか保険、ガソリン代など、結構掛かってしまいます。それでもほしいのかっていう事です。
乗りたいだけなら、高級外車のレンタルサービスがありますので、必要な時にそれを利用すればよいのです。
何が言いたいかというと、ほしいと感じる情報は、99.9%自分以外の外部からきています。
外からの情報に縛られてしまうわけです。
こういうものに振り回せられていては、本当にほしいものが見えなくなってしまいますし、時間の無駄です。
だから、ほしいと思った時に、2つの事を自問自答して頂きたいのです。
「なぜほしいの?」
「どのくらいほしいの?」
そんな習慣が身につけば、多くの情報に振り回される事無く、本当にほしいものが手に入りやすくなります。