1960年代、アメリカンホンダがバイクの配達に使っていたピックアップトラックがありました。
荷台に乗っているのは、スーパーカブとスポーツカブです。
1961年型の シボレー アパッチ10 と言います。
ホンダは、このアパッチ10にホンダの二輪車を積み込み、米国南カリフォルニア地域のディーラーに二輪車を輸送しました。
アメリカ市場における成功の足がかりを築いたのでした。
2019年6月、アメリカンホンダは、設立60年を記念して、1961年製のアパッチ10を見つけ出し、フルレストアしました。
社内に残されていた資料を分析し、定年退職したホンダの従業員に聞き取り調査を行うなどして、外装を再現しています。
その車が、「ホンダ75周年」のイベントの為、アメリカから日本に来ました。
今回、これを観るためにホンダ寄居工場に行きました!!!
目立たないところに鎮座していました。
Chevy Apache 10 Pickup(1961)
荷台には、たぶんCB160?
これもアメリカで売られていたバイクです。
CB93と呼ばれたCB125の排気量UP番です。
日本でも1964年くらいに売っていた時期があるみたい。
かっこ良いですが、スポーツカブを載せて欲しかった私。
荷台の箱も再現されています。
アメリカンホンダのウイングマークとロゴ
運転席もパチリ
実際は、ハンターカブ(C100T)などが売れ始めて、調子が良くなりかかった頃のトラックです。
アメリカでは、スーパーカブの人気が出る前に、先にハンターカブの人気が出たんです。
ホンダさんはそれをあまり言いたくないみたいですね。
「なんでシボレーがここに置いてあるの?」と思った人が多かったみたい。
説明する人も皆無で、寂しく置かれていた・・・
「でも、私は君を観るために山梨からWAVEで120km走ってきたんだよ~」と言いたいです。
良いものを観ることが出来ました。
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