町内のソフトボールチームに入って1年が過ぎた。
元野球経験者ながらも、草野球を辞めて15年のブランクは大きく、チームへ入った直後のバッティング練習では、どん詰りの連続。
この技術レベルの衰えに、途中「もうダメかも」と、辞めることも考えたが、娘が何かをする度に「途中で諦めるな」と言って来た手前、流石にそれは出来ない。
こしうして諦めずに練習を続けていた時、チームメートから「グリップの位置と、始動でもう少し力を抜いた方がいいかも」とのアドバイスをもらった。
野球では低いグリップ位置からテークバックをしていたが、それだと投手との距離が短いソフトボールでは振り遅れてしまい、結果詰まった当たりしか出なかったのよ。
そこで、グリップを最初から耳の高さに構えるフォームへ改造。
更に久しぶりのバッティングで詰まる打球しか出ない焦りからか、無意識に力が入りすぎていた問題も解決すべく、フォームの修正と同時に、力感を抜く事を意識しての練習を継続。
結果、ミート率が急激に良くなり、今では飛距離や打球速度がアップ。
実はこれ、ゴルフでも同じ事が言えるよね。
例えばこの画像は、先日ラウンドをした「オリムピック・スタッフ足利ゴルフコース」の練習場。
極端な打上げのドライビングレンジで、中央の的で200ヤード表示なんだけど、力感を抜いてスイングをすると白線の下辺りに着弾し、白丸の範囲までボールが駆け上がって行くのよ。
それがマン振りだと赤丸まで駆け上がり、打球によっては奥の林まで入る程。
これだと「なんだマン振りの方が全然いいじゃん」となる訳だが、当然だけど、マン振りの方がミスショットも多発。
つまり、ソフトボールでもゴルフでも、力任せではなく芯に当てることが大事ってことだよね。
実際、ソフト同様に力を抜いて振ることを意識したら、この日のラウンドでは、ナイスショットを連発!
ソフトで掴んだことをゴルフにも取り入れたことで自然とミート率が上がり、結果ソフトもゴルフも飛距離が伸びて、正に一石二鳥。
諦めずに練習を続けたこと、そしてチームメート等、周りの人のアドバイスに耳を傾けることも大切なんだと学んだよ。
因みにソフトボールの方は当初「今辞めたら口だけ親父になるので、ある程度結果を出し、爪痕を残してから辞めよう」と考えていたけど、結局は今も辞めていない。
何故ならゴルフ同様、楽しくなっちゃったのよ。
いずれにしてもミート率。
そう、ミート率は重要だね。