今年、韓国の広蔵市場でランチをした時「あのコロナ騒動は何処へ行ったんだ?」と思える程、外国人の多さに驚かされた事があった。
中でも通りが重る中心地の三角地帯は、ネットフィリックスの「ストリートグルメを求めて」で取り上げられた影響もあってか、本当に凄い人だかり。
なのでランチは中心から少し離れた場所で食べるも、そんな端っこにある屋台でも、瞬く間に欧米人で席がいっぱいに。
この時は韓国の食パワーを感じたが、先日、日本でも同様の場所を見つけたよ。
それは新宿の「思い出横丁」。
「思い出横丁」というより、中年世代は、かつての俗称「ションベン横丁」と言った方が馴染みの深い場所だが、ここへ来たのは久しぶり。
学生時代に新宿でバイトをしていた頃は、毎日の様にここを通り、腹が減っては火事で無くなった「ふじしん」へ駆け込んで、炒飯やうま煮定食をかっ食らっていたが、最近は本当にご無沙汰。
そんな中、先日近場で会食をしたので、帰りに「久しぶりに寄ってみるか」と通りに入ってみたんだけど、まあビックリ。
メイン通りは外国人だらけで混みあい、その多さは、まるで海外に来たかと見紛う程。
どの店覗いても外国の人だらけなのよ。
しかも、あの横丁名物である立ちそば「かめや」にも、外国人の列が出来てたのには驚いた。
韓国も凄かったけど、日本のインバウンドも負けてないね。
広蔵市場もそうだけど、本音を言えばPCR検査が必要だった頃の方が、どこも空いていて、利用する側としては良かったけど、お店の事を考えたら、外国人観光客が増えたのは何よりだよね。
ていうか通りの景色を見て、たくさんの国の方が日本文化に興味を持って旅行に来てくれているのが、なんだか嬉しかったな。
常連の日本人からすると、この混み具合はたまらないだろうけどね…。