先日、娘が通う中学の体育祭に行って来た。

 

この様な学校行事は、娘が小4時の運動会以来4年振り。

 

つまり久々に学校行事へ出掛けたのだが、プログラムを見ながら、ふと小学校では運動会という呼び方だったのが、中学では何故に体育祭へと変わったのだろう?と、素朴な疑問が浮かんでくる。

 

それをスマホで検索すると、運動会は競技や遊戯を楽しみ、授業の成果を発揮する場が体育祭と書かれてはいたが、一般的には幼稚園・小学校が運動会で、中学以上になると体育祭と呼ぶらしいのよ。

 

まあ、何れにせよ学校のスポーツ行事には変わりはない訳で、呼び方は違えど基本はどちらも一緒。

 

それよりも実際に足を運んで、体育祭そのものが、自分の頃とは全然違う内容に驚かされた。

 

自分達の時は、各学年で個人競技と団体競技がバランス良くプログラムに配され、中学では各競技の学校記録があったりもしたのよ。

 

ところが今回の体育祭では、個人競技が全くのゼロ。

 

 

ひと昔前、地域によっては徒競走での順位付けをしなくなった話しを聞いたことがあったけど、個人競技自体を無くすことで個人の順位付けをしないという、こんな大胆な方法もあったんだね。

 

おかげで体育祭は午前中のみで終わりなので、見学する親の立場からすれば少し楽だったかな。

 

ていうか昼食後に閉会式だけなら、先に閉会式やって昼食べないで解散にすればいいのにね。(弁当作った嫁さんがそう言ってたよ)

 

あとはコロナの影響かもしれないけど、娘の学校では生徒と親たちを、まるで「国境か?」の如く、ロープで行き来が出来ない様に分断したり、シートを敷いての応援も当然NG。

 

 

昔は家族と一緒にグランドで昼食なんて時代もあったけど、今そんな事をする学校は全くのゼロ。

 

まあグランドでの家族飯は、ご家庭事情によって賑やかさや豪華さに差が出るので、自分も反対だけどね。

 

他には動画撮影も、以前はそこらじゅうでハンディカムを回していたのが、今では殆どの親御さんがスマホ撮影。

 

競技内容もそうだけど、全てにおいて時代と共に様々なことが変化していく。

 

4年振りに見学をして、自分の時代とはあきらかに違う体育祭だったけど、ただ昔と変わってない部分もあったことも確か。

 

それはラストの選抜リレーが盛り上がったのと、動画撮影をしても、結局その後は観ないでお蔵入りするところ。

 

我が家もそうだし、多分だけど何処の家もそこだけは同じなんじゃないかなあ?

 

そう考えながら学校を後にしたよ。