とある切っ掛けから、町内のソフトボールチームに誘われた。

 

学生時代は野球部で、社会人でも草野球でピッチャーをやっていたが、10年ほど前、引っ越しと膝を怪我したタイミングが重なったことで止めることを決意し、それ以降はボールを握っていなかった。

 

そんな状況で参加した初練習。

 

久しぶりなのが原因なのか、野球より大きいボールが原因なのか、想像していた以上にキャッチボールすら真面に投げられない状態に、心の中で「やべえ、全然出来ない」と焦り初めて体もガチガチ。

 

ただ昔取った杵柄なのか、徐々に慣れ始めてからは打撃も守備も無難にはこなせたが、正直なキャッチボールの段階では「上手く出来るだろうか?」「ヘマして笑われないだろうか?」とすごく緊張しちゃったのよ。

 

これは性格であり、けして自意識過剰ではないのだが、僕はめちゃくちゃプレッシャーに弱いタイプ。

 

慣れれば全力を出せるのに、新しい環境や大きい試合になると、いつも緊張MAX状態。

 

昔大きい大会で家族や知人が応援に来た日なんて、それまで200打席近くしていなかった三振を、いとも簡単に見逃してアウト。

 

他にも、例えばゴルフでもそう。

 

朝イチのティーグランドで、後ろの知らない組とか、コンペで大勢に見られた日には、視線のプレッシャーに負けてのミスショット。

 

まあ今回のソフトは練習だったのでどうにかなったが、問題は試合。

 

たんなる町内のソフトながらも、極度のチキン野郎が、はたしてどこまで平常心でプレーできるのか。

 

実は練習参加から3ヶ月経つが、また一度も試合には出ていないのよ。

 

出ていない理由は膝の怪我。

 

これも試合直前の緊張からなのか、初試合の直前になって、何故かいきなり膝が痛み始めてリタイア。

 

実は冒頭でも書いたが、過去に野球で左膝を痛めたことがあり、それを長年庇ったことによる反動で、今回は反対の右側が強烈に痛み出したのよ。

 

そこでこの三ヶ月、自ら購入したオムロンの低周波治療と5キロのダイエット、更に内服薬「コンドロイチン」で改善を試みたのだが、そのおかげなのか少しの張りはまだ残るが、最近は痛みもだいぶ緩和されてきた。

 

緩和の理由は分からないが、はたして低周波治療器と「コンドロイチン」は効いているのだろうか?

 

 

特に「コンドロイチン」は即効性のある鎮痛剤ではなく、飲み続けることで効果が出るタイプ故に、本当に効くのか半信半疑で、しかも価格が正直高いのよ。

 

まあ飲み続けて3週間目辺りから痛みが緩和されはじめたのには確かだったので、もちろん効き目に関しては個人差があるだろうけど、自分にはこの薬が合っていたのかも。

 

痛み始めた頃は、信号が変わりそうになっても小走りすら出来なかったけど、これらのおかげで、今では早歩きも出来る程になったしね。

 

ていうか膝を痛めるまで分からなかったが、通勤中の周りを見ると、年齢や性別に関係なく、膝を庇いながら歩いている人が相当数いることに気が付いた。

 

自分も歳的に膝はまだまだ大丈夫と感じていたが、今回痛めたことで、歩けないと言うことは健康に直結することだと本当に実感。

 

いつまでも昔の自分じゃあないんだから、年齢を重ねるごとに、これらのケアは大事なのだと強く思ったよ。

 

いよいよ来週初の試合出場。

 

膝の方は大丈夫だけど、問題はプレッシャー。

 

たぶん打つのは問題ないが、守備でエラーとか大丈夫だろうか?

 

これだけは即効薬が存在しないのよ…。