新時代のレーザー距離計 キャディトーク キューブを買ってみた! 

 

 

数あるゴルフグッズのなかで、これまで購入したことがなかったアイテム。それがレーザー距離計。

 

個人的にはショット毎に覗き込む作業が面倒そうで、結果スロープレーの原因にもなるからと、これまでは手軽に扱えたGPSの距離計を使用していた。

 

ただ最近ゴル友のレーザー所有率が多くなり、試しに何人かのを使わせてもらってから、ちょっと気になり始めたのよ。
 

まずいいと思ったのが、当然だけど距離精度の高さ。

 

GPSだと同じ機種を見比べても5ヤード前後の誤差が出ることもあって、時折「どっちを信じれば?」的なことがあるんだけど、レーザーだと複数のメーカーを見比べても、誤差は1~2ヤード前後。

 

しかもピンまでの距離が分かるという、正にピンポイント(笑)な計測に、近頃のは手振れ補正や計測時間などの精度も向上したことで、スロープレーの影響も少なくなり、だんだん欲しい欲しい病が出始めたのよ。

 

ニコンかブッシュネルを買う予定が、急遽変更してキャディトーク キューブへ 

 

そこで予算内で様々なメーカーを調べた結果、気温や高度を加味しながら計測するブッシュネルと、手振れ補正や計測時間などの精度が圧倒的なニコンを候補に検討し、最終的にはニコンを選択。

 

ところが購入直前、とある新製品を知ったことで、急遽ニコン以外のレーザー距離計をポチッちゃたのよ。

 

こうして手にしたのが、あのシミュレーションゴルフで有名なGOLFZONから、11月下旬に発売された「CaddyTalk CUBE(キャディトーク キューブ)」

 

 

メーカーはこの四角くメタル感なところを「レトロな感じ」と謳ってはいるが、裏を返せば古臭いデザインとも見れるわけで、この辺りは好みが分かれるところ。

 

とはいえ、その古臭さと反比例した機能は、流石最新のレーザー距離計なんだと、使用してみて強く実感。

 

まず好印象だったのが「eスロープ」機能とファインダーの表示内容。

 

「eスロープ」とは、高度・温度・湿度を反映して距離を測定してくれる、一度は購入検討したブッシュネルに搭載されているのと似た様な機能。

 

正直どこまで役立つのかは未知数だが、夏と冬、高地と低地で実際の飛距離が違うことを考えると、これが本当なら素晴らしいね。

 

あとファインダーの表示内容だけど、ゴル友の数ある距離計を使って感じたのが色表示の重要性。

 

個人的には黒表示が見難く、買うとしたら間違いなく赤表示と決めていたけど、この「CaddyTalk CUBE(キャディトーク キューブ)」は、照準マークが緑で文字やラインは赤表示という2色使い。

 

これが想像以上に見やすく、視認性がめちゃくちゃ良かった。

 

他にも重要視していたのが測定時間と手振れ補正。

 

測定時間は1〜2秒で振動でも知らせしてくれて、手振れ補正も悪くはないが、正直言えばニコンの方が精度は高い印象。

 

とはいえ、どちらも及第点以上であることは確か。

 

また飛距離誤差もニコンやブッシュネルのハイエンドに比べると、多少は劣るといった感じではあるが、こちらも致命的な程ではなく、それらを使った人からしたら物足りなさを感じる程度。

 

つまり、初めてレーザー距離計を購入した人(自分もそうだが)なら、「CaddyTalk CUBE(キャディトーク キューブ)」の性能は全然問題が無く、むしろ高クオリティとさえ感じると思うね。

 

 

 

 

本体側面にも距離表示してくれるキャディトーク キューブ 

 

 

あと「CaddyTalk CUBE(キャディトーク キューブ)」の機能で、地味にうれしかったのが本体側面にある測定表示機能。

 

計測直後に距離を忘れることはないだろうけど、意外とこの本体外側に表示してくれるのは便利であり、地味にかっこいい。

 

実際一緒にラウンドしたゴル友の距離を測った時に表示を見せたけど、ゴル友からも「近未来的だね」とお褒めの言葉を頂戴したよ。

 

 

 

 

キャディトーク キューブを購入する切っ掛けになった神機能「キャディモード」 

 

とまあ全てにおいて高クオリティなレーザー距離計であることは確かなんだけど、これを買わせたくなる最大の理由が、もう一つの機能である「CADDYMODE(キャディモード)」

 

簡単に説明すると、ボールから離れた場所からでも距離が測れてしまうという特別な機能。

 

 

 

 

まずこの機能を使った感想から言うと、相当なる神機能だった。

 

カートを停めた場所からボールとピンまでの距離が測れちゃうので、他のプレーヤーが打つ間に自分の飛距離を知ることが出来るのよ。

 

他にも同伴競技者の距離を測るときも、わざわざボール位置まで行く必要がなく教えてあげられるので、結果的にファストプレーにも繋がる。

 

この日は嫁さんを交えてのラウンドだったけど、ショートでカートから「CaddyTalk CUBE(キャディトーク キューブ)」を使ってレディースティからピンまでの距離を事前に教えられたので、嫁さんも番手選びがスムーズだった。

 

他にもこの「CaddyTalk CUBE(キャディトーク キューブ)」は、例えばガードバンカーや池といった、何ヤードも先にあるハザードからピンまでを測るなんてのも可能。

 

実際にラウンドで試して、ボール地点に到着する前に距離が分かるというのが、ここまでノンストレスになるとは思いもしなかったね。

 

後ね、これ使って別の事に応用出来るか考えたんだけど、例えば男子プロのトーナメント観戦で選手の飛距離を調べたり、他にも野球やサッカーなどのスポーツ観戦で使ってみるのもありかも。

 

ホームベースからスタンドインした場所までを測って、ホームランの飛距離を調べたり、フリーキック地点からゴールまでの長さを測ってみるとか。

 

これまでのレーザー距離計は、現在地からしか計測出来ないというのが弱点だったけど、別の場所から測れるというだけでこんな応用も出来るから、個人的にはこんな使いかも面白いと思うのよ。

 

とはいえ、自分も最初は「ちゃんと測れているのかなあ?」と思っていたことは確か。

 

そこでカート上とボール位置の両方から何度か計測してみたんだけど、どれも誤差が1ヤード前後と、全く問題ない精度でマジに「凄っ!」と感じたね。

 

いずれにしても「CADDYMODE(キャディモード)」が素晴らしいことは間違いないわけで、僕がニコンから「CaddyTalk CUBE(キャディトーク キューブ)」に浮気した一番の理由が、この機能でもあることは確か。

 

それくらい、この3次元計測ができるという「CADDYMODE(キャディモード)」は、革命的な機能だったね。

 

おそらくだけど、今後は他メーカーも追随して、何年後からは「CADDYMODE(キャディモード)」が当たり前になると思うよ。

 

正直最初のうちは使い方に慣れが必要だけど、コツさえつかめば本当に簡単だし便利。

 

ていうか、この機能だけで「CaddyTalk CUBE(キャディトーク キューブ)」を買う価値があるのは間違いないね。

 

 

キャディトーク キューブなら、高度・温度・湿度も反映してくれる 

 

 

そうそう、この「CaddyTalk CUBE(キャディトーク キューブ)」って、高度・温度・湿度を反映する「eスロープ」と、コースの高低差を反映する「mスロープ」という2つのモードがあるのよ。

 

そこで通常はどのモードを使うのがおすすめなのかメーカーに聞いてみたところ、2つの違いは湿度と標高を加味するかしないかの差だけとのこと。

 

つまりどちらも高低差は反映されるので、基本は「eスロープ」を使うのがおすすめらしいのよ。

 

この辺り、マニュアルでは説明足らずなので、ちょっと分かり難かったね。

 

実際メーカー側も「翻訳したマニュアルなので、ちょっと分かり難くいですよね」と認めていたよ。(笑)

 

商品にはレザーカバーやカラナビ、USB-Cケーブル、レンズクリーナーなどが付属しており、本体を守るシリコンカバーは5色前後を用意して近々発売予定とのこと。

 

 

 

何にしても、はじめて手にしたレーザー距離計「CaddyTalk CUBE(キャディトーク キューブ)」

 

新しい機能である「CADDYMODE(キャディモード)」も、けしておまけ的ではなく、そのうえ高度・温度・湿度まで加味しながら計測してくれる新時代のレーザー距離計。

 

4万円近い価格をどう感じるかだけど、これだけの機能を持ち合わせている事を考えたら、価格的には妥当か、むしろ格安とさえも感じた。

 

当初は頭の中がニコンだったけど、実際に「CaddyTalk CUBE(キャディトーク キューブ)」を手にして、かなり気に入ったよことは確かだったね。

 

2月18日追記

そして後日、購入した「CaddyTalk CUBE(キャディトーク キューブ)」に悲劇が‥

 

 

 

 

 

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