新型コロナウイルスの影響で、この2ヵ月間、ずっとランチタイムはコンビニ飯。
緊急事態も解除となり、職場近くの店もポツポツ開きはじめたけど、いまだテイクアウト中心の営業も多いね。
先日テレビで、店の窓いっぱいに「助けてくださいテイクアウトはじめました」と張り紙したレストランのニュースを見たよ。
反響が大きくSNSでも拡散され、話題となって「助けに来たよ」と買いに来る人が増えたそうだ。
販促というより、本当に大変ななかで思いついたアイデアなのだろう。
反響はあっても、売り上げは普段の3分の1程度にもどっただけ。それでも何もしないでいるより、少しでも行動に移す大事さを、めちゃくちゃ感じたニュースだった。
そんなニュースを見たこともあり、本音は飽き飽きしたコンビニ弁当から脱したいとの思いながらも、建前は飲食業を助けたいと勝手に心に刻み、久しぶりに外ランチに出かけた。
久々だからと、洒落たランチなんて食べるつもりは到底なく、目指すはこってりのラーメン屋。
実は職場近くに出来た店だけど、コロナのタイミングで行けなかったラーメン屋だったので、時間をフライングして向かってみた。
お店の名誉のため、あえて店名は伏せておくよ。
券売機の脇に除菌剤がしっかり置かれ、席も隣と離れて座らせてくれた。さすがのこの時期、感染防止の工夫に安心して席に座り、厨房を見渡した瞬間に目を疑った。
「店長オヤジがマスクしてない!」
しかも店員の「ラーメンのり玉入りました」の声に、「はいよ、のり玉!」って、ラーメンどんぶりの前で大きな声を発している。
なんで、なんで?お客への密防止や消毒対策はしているのに、なんで厨房は対策してないの?なんなんだ、このありえない灯台下暗しは。
しかも出来上がりの時も「はい、のり玉上がり!」って大きな声。
更に持ってくる店員は、テーブル置くときに「お待ち」といいながら、傾いた海苔を素手で直すし。
この感染防止を無視した対応に、一気に食欲ダウンしちまったよ。
だからと言って、手を付けずに店を出るなんて勇気もないからさ、意味ないのは分かっていながらも、きれいにすべく麺の表面をフーフーしながら、麺だけ食べて店出てきたよ。
美味い不味いの問題じゃなく、イメージとしてもう行かないね。
久々の外飯で、ラーメン屋のノーマスクにも驚いたけど、もう一つ驚いたのがウーバーイーツの多さ。
途中の交差点で信号待ちしていたらさ、自分の真横や反対だけでなく、右も左もウーバーイーツの自転車だらけ。信号待ちの間、その数7台だよ。
オフィス街の昼時とはいえ、これまで目にした事ない光景にはさすがに驚いたたね。感心して眺めていたら、ほんのちょっとの信号待ちで自分なりの発見があった。
見かけた7台うち4台が、「おいおいそんな運転で、中の食べ物大丈夫?」て感じなんだけど、その全てのバッグが新品の様にきれいで、逆に丁寧な運転のバッグはちょっと年季が入っている。
勝手な見解だけど、最近始めた人たちよりベテランの方が、食べ物を気を使って運んでいる様に感じたよ。
そう考えるとウーバーイーツも配達員選べるといいんだけどね。それかタクシーみたく優良マークをバックに付けるとか。
もしかしてもうやっているのかな?ウーバーイーツ使ったことないから、一度試してみるかね。
ていうかあのバッグ、キャンプに使えそう。ちょっと欲しいな~。