大阪出張から帰って来たらさ、嫁さんから「冷蔵庫が壊れた」と出張疲れに追い打ちをかける一言。

 

ウソだろ!と冷蔵庫を開けると、かろうじて冷気が漂う程度で、氷は水となり冷凍食品は全てフニャフニャ。

 

冷蔵庫の中を見た瞬間、要冷蔵の「551焼売」を買って帰らず本当良かったと思ったよ。

 

それでもささやかな抵抗で嫁さんがメーカーに連絡したけど、「ハッキリ言って寿命です」と、気持ちいいくらいスパッと言われたよ。

冷蔵庫の寿命は10年らしく、使ってたのは新築時に購入したから既に15年弱。
そりゃ寿命と言われても仕方ないよね。
 

でも、冷蔵庫の寿命は10年だなんて知らなかったよ。

 

てことで大往生だった冷蔵庫の延命処置を諦めて、休みの日に嫁さんと二人で家電屋巡りをしてきたよ。

 

冷蔵庫なんて全然気にもしなかったからさ、メーカーごとにいろんな機能の進化には驚かされたよ。

最新技術に追いつけなくて、マジ浦島太郎になった気分だね。

 

冷蔵庫内はどこも遜色ないけどさ、どのメーカーも冷凍やチルドに力を入れているね。
まさに夫婦共働き時代を反映しているよ。

 

最初はさ、日立のラップしなくても鮮度が保てる「真空チルド」に惹かれたのよ。

でもさ、大袈裟な作りのわりに庫内小さいし、そもそも肉なんかはスーパーでラップされた容器のまま保存するし、魚もラップするから却下だよ。

 

家電を買う時は、予め主力メーカーの機能とコスパ確認してから、いつも消去方で買うよ。
だからさんざん調べて何とかメーカー別の機能を理解してさ、最終的には三菱かパナソニックの二社にまで絞ったのよ。

 

実は二社に絞った段階で、ほぼほぼ三菱で決まりかけたのさ。

三菱が売りにしている「切れちゃう瞬冷凍」もよさそうだし、製氷機もカビ生やして駄目にしたことがあるから、三菱は給水経路まで洗えるのは魅力的だし。

 

それになんと言っても「氷点下ストッカー」で「ビールを冷やすとキンキンに冷えて最高です」ていう店員さんの一言に惹かれちゃったのよね。

 

でもね、最後の最後でパナソニックの逆転勝利よ。
 

嫁さん曰く、日持ちで劣るけど、「切れちゃう瞬冷凍」はパナの「微凍結パーシャル」で代用できるし、それより下味染みこませたり弁当冷ましたりできる「クーリングアシスト」の方が機能的には欲しいからって。

 

てことでさ、2年前にテレビ買ったときは選ばせてもらったから、今回の台所関係は嫁さんの希望を叶えるという夫婦円満作戦にしておいたよ。

 

あとさ、デザインは二人とも共通して最初からパナソニックだったのよ。

まあ冷蔵庫なんてどこのメーカーも大して変わらないんだけどさ、パナソニックWPXシリーズの「ミスティスチールグレー」って色が凄く格好良かったのよ。しかも指紋や汚れが目立ちにくいしさ。

 

だからいくつもの家電量販店で安い店を探したよ。
でも、見つかった安いのは展示品。やはり新型入れ替え時期の旧モデル人気カラーは品薄だね。

 

展示品でもOKだったけど、結局は特大600Lだったから却下。
550L白の展示品が最安値で見つかったけど、白は汚れも目立つしいかにもな色だし、結局は「オニキスミラー」っていう全面鏡の方を購入したよ。

我が家に来た時の感想はさ、とてもキレイだけど想像以上に大きかったよ。

テレビもそうだけどさ、たくさん陳列される家電店で見ると大した大きさじゃないと思うけど、家で単体で置くと大きさが分かるよね。

 

グレーじゃなくて残念だし指紋は目立つけど、ミラー仕様ってすごい高級感があるね。
白よりは格好良かったしまあ満足だけどさ、今更になって嫁さんが「白の方が圧迫感無くて良かったかも」だって。

 

それでも白の展示品とさほど変わらず、しかもネットより安い金額で買えたのがいいよね。

 

使ってみた感じはさ、まだ届いて二日目だから何とも言えないよ。

 

ここまで読んでくれて悪いけど、他にレビューがたくさん書かれているから、そっちを参考にしてほしいね。

 

それでも少し気づいたのは、ミラーのおかげで台所が広く見えること。

あと風呂上りにビールやアイス取ろうとしたとき、自分が鏡に映るから、その姿見て飲み食いするか躊躇したよ。

 

だからさ、今後はパンツ一枚で冷蔵庫の前に立つのはやめておくよ。