I couldn't resist it! | Every day is a good day to going out!

Every day is a good day to going out!

わけあって、親にならない人生を選択した僕。そしてそんな僕と一緒に暮らす、やはり親にならない事を選択した彼女との「お出かけ日和な毎日」を心赴くままに書き記そうと思っています。

 前回の記事「Window shopping」にて紹介させて頂いた、

 

 

 僕の所有しているダナーのチャッカブーツ(左)と、右側の同じくダナーのチャッカブーツ(右側)、お値段約40000円。以前、男のこだわりがどうとか言っていた事なぞどこ吹く風とばかりに…

 

 

 …買ってしまいました! 酒もタバコもやらない、カルト教団に金なんてもっとくれてやらない、でもその代わり、お洒落だけは絶対に止める気がないのです!

 

 

 これは前から所有している安い方の靴です。しかしコヤツを手放すつもりはありません。程よくエイジングしていて、これはこれで味があってカッコイイからです。二足同時に所有し、二足同時に分け隔てなく愛する気でいます。

 なお、右足のアキレス腱のあたりについている焦げ茶色のシミは、何を隠そう僕の血液が付着したあと、変色した物であります。まだ足が慣れていなかった頃、痛みに耐え抜きドMに徹して靴を足に馴染ませた、その努力の痕跡なのです。お高い物を買ったからといって、どうしてコヤツを手放せるというのでしょう!

 

 

 ダナーのブランドの刻印。

 そもそも「ブランド」とは、ドイツ語で「焼印」を意味するBrandeisenという言葉が由来なのです。「その牛を所有しているは他でもない、この私ですよ」という事を証明するために、牛が可哀想(…と言っておきながらレザーの靴や服を着ているなんて矛盾もいいところ…)なのですが、名前を「焼印」をしていたという史実から来ているのです。なお、こっちのお高い方には「Portland Oregon USA」とも刻印されております。

 

 

 安い方には「Danner ESL1932」と刻印されております。

 

 

 左側がお高い方です。まだ新品だったのと、ツレが仕事で居ないのをいい事に室内でちょっとだけ試し履きをしたため、さっそく革がアキレス腱あたりの形を真似して軽くクタっています。いい味してますね♩

 言うまでもなく右側が安い方です。こっちの方が色が濃いのは単に元からです。やはり革の質感は左側の方が明らかに良いですね。それもそのはず、使用されている皮革は、何を隠そうあのホーウィン社なのですから(製造そのものは左右共に日本です)。

 

 

 今度は正面から撮影。

 少々ややこしいのですが、左側にある右足用の靴がお高い方のまだ傷一つない新しい靴です。もしかしたらコヤツのアキレス腱のあたりにも血液が付着して焦げ茶色に変色するのかも知れませんね。

 反対に、右側が購入してからもうすぐ二年経つ安い方。爪先のあたりに少々「傷」がついていますが、「傷」と思うかエイジングされて味が出ていると思うかは所有する本人の気持ち次第…。

 …と、言いたいところなのですが、この一人撮影会の少し後、傷一つない新品の靴に思わぬハプニングが発生します。

 

 

 お高い方の靴箱です。

 

 

 安い方の靴箱。なぜか箱だけはこっちの方が高級感があります。

 

 

 オマケ。

 僕が所有する靴の中で最も高価な、レットウイングのエンジニア・ブーツの箱。そしてツレに去年のクリスマス・プレゼントに買ってやったニューバランスの箱です。

 

 

 お高い方のダナーが、米国の皮革メーカー「ホーウィン社」の製品である事を証明する札であります。

 

 

 またしても新旧、お高い方と安い方のソールを比較しようと思います。

 左側がお高い方のソールです。釘の頭がクッキリと見えます。その釘の尖った方が体側に向いているのだと思うと少々怖いです、…とは言ってももちろん、信頼性の高い靴ですので、現実に痛い思いをする事はないのですけど。

 

 

 これは靴をひっくり返して撮影する時に土台にした、キャットタワーの足元にある藁の爪とぎです。

 

 

 ソールを撮影した後の、新品のお高い方のダナーの爪先です。なんと! キャットタワーの爪とぎの藁の模様が少し遺ってしまいました!

 でもいいんです。僕にはこの靴をフォーマルに履こうという気はサラサラないのです。基本アメカジが好きなのです。ガシガシ履いてどんどんエイジングさせて味を出そうと思っています。

 

 

 

 最後は僕の所有するブーツ三兄弟の集合写真で締め括ろうと思います。

 最後までお付き合いくださり、本当にありがとうございました。

 でわまた!

 See you again!