前回の続きでシンガポールでバスキングで逮捕され留置所に入れられた時のつづきです





留置所に入れられて、天井の鉄格子からほんのり光が入ってきて朝が来たんだと思った





そしてしばらくすると、警官が循環してきて朝ごはんだと留置所の部屋の郵便ポストより少しあいた穴から朝ごはんが支給された





斜め前にいた悪そうな奴は警官と会話して少し笑みもこぼしていた





暇すぎて警官と話す時間が、ここでは唯一の人と話す時間だからこうなるわな~と思った





そして出された朝ごはんを勢い良く食らいつくその姿は決して良くは見えず、やはり辛く思った





朝ごはんはメロン味の付いたふにゃふにゃの食パンと紙コップに入った紅茶色というのかバーガンディー色したドリンク





そのドリンクはかなり甘く飲みやすかった
パンも不味くはなかったのですぐ食べれた





腹が減っていた僕には全然満足いくような量でもなく、これだけなのか…とガッカリしたけど





そして朝ごはんが終わり、また退屈な時間との戦いが始まる





前回でも書いたように床を軽く叩きながらリズムをとってバスキング(路上パフォーマンス)にシンガポールから取り入れたカホンという打楽器の練習をひたすら続けた





すると少ししたら、警官が来て郵便ポストみたいな穴から何か喋ってきた





その穴から話されても、穴に近寄らなければ何を言ってるのか全くわからないので近づいたと同時に ついに出れるのか?と期待をしながら素早く向かった





警官が循環で通るたびに僕のところで止まり、ここから出れると言う事を言ってくれるんじゃないかと通るたびに期待をしてしてたのは言うまでもない





だか結果は予想とは裏腹に寝るときに使ったブルーシートみたいな薄いシートの返却だって、ため息ひとつついてしまった





そして天井の鉄格子の明かりが更に明るくなってきた頃に、次は昼ごはんが来た





これが今まで食った事ないぐらいマズかった





腹減っててこの後の夜ご飯まで持たないから食べとかなと思い頑張って食べようとしたけどほんまマズすぎて食えなかった





僕は全くグルメじゃないから、好き嫌いは別としてほとんど物をマズイと思わないのだが、その僕が食えなかったというぐらいだから相当なものだと思うww





それはどういった物だったかと言うと、豆を煮てそれをご飯にぶっかけたものだった





煮汁が若干米の下に溜まって、そこの部分の米は水分を含んでいて、これまたどうしようもないぐらいな悲惨さを かもし出していた





僕は2日前に車に跳ねられた病院の予約が本日で、泊まっていた宿にも宿泊費を毎日払う形だったので連絡せねばというのと、日本大使館を呼んでほしいと思って循環してくる警官を待った





そして10分だったろうか?20分だろうか?した時に警官が循環してきて、その3点を伝え、とりあえず今こういう状況だからと電話して伝えてくれと頼んだ





警官は、OKわかった!!ちょっと待っとけとだけ言って姿を消していった





そして5分10分経ったぐらいだったろうか





警官が戻ってきて先ほどのご飯を出された穴の前に立ち手招きをされた





電話をさしてくれるのか?と思い穴に近ずいて行き、電話さしてくれるのか?と聞くと





なんと‼️




ココから出ていいと言われた!!





言われた瞬間は、もう気が狂いそうなぐらい嬉しかった‼️





うぉーーーーーよっしゃーーーーと心がが叫び散らかした‼️





そして留置所から出れて、警官達がいる部屋で時計をみたら昼の2時すぎだった





約14時間拘束だった





そして地下から地上の部屋に上がったら、優しく光がふぁ~と入ってきたと同時に肩の力が抜けそうになった





そして部屋の最後の扉を開けたら、車にひかれた時に運ばれて来た警察署に繋がっていた

(その時のブログ車にはねられる!!





警官に名前呼ぶから、座って少し待っといてくれと言われた






そして5分ぐらい待って名前を呼ばれた





ガラス越しの警官にサインをしろと言われた





僕はサインをし、パスポートを返してくれるのかと思いきやパスポートは預かっとくと言われた





そして、6日後の10時30分にもう一度ここに戻って来なさいとの事だった





もし6日後の1その時間に来れなかったから、罰金500ドル(45000円ぐらい)と言われた





とにかくココから出れる嬉しさでパスポートの事はそんなに重く考えなかった





そして、昼の2時過ぎに14時間ぶりの外に出れて光を浴びながら歩いてるだけで幸せだった





14時間の拘束だけ聞いたら1日も経ってないし長くないと思うのだが、実際は相当長く感じた





そして後からわかった話だが、シンガポールの法律で他国の人を24時間拘束してはダメという法律があるみたい





まず外に出て一番したかった事は、留置所の中のご飯がまずすぎて、普通のご飯が無性に食べたいという衝動が来た





僕がシンガポールで食べるご飯は、屋台でインドカレーや、ビリヤニ(インドのチャーハン)あと海老の入ったラーメンなどで値段は2ドルから4ドルの間(180-360円の間)でとっても安いのだが美味しい





そして食後にチャイを必ず飲む、値段は1ドル(90円)





シンガポールではインドカレーが大好きな僕にとって、インド人街があるし安いからたまらなく嬉しい!!





シンガポールだけでなく海外の屋台は日本の屋台より確実に美味い!! 





そして、ご飯も最高の状態で食べようと宿に帰り、まずシャワーをふんだんに浴びてスッキリしたところで、屋台に出かけた





まず大好きなインドカレーを食べて凄まじい幸せ感に溢れた





やっぱご飯が美味いって最高やな~と更に中華の店に入って海老のラーメンを食べて腹パンパンにしたww





そして仕上げに食後のチャイを飲みに行ってもう死ぬかと思うぐらいの幸せ感におおわれた





やっぱり普通に生活出来る事が1番や~なと全身に身にしみて思った虹虹虹





次回はパスポートが戻ってくるまでの事を書いていきたいと思ってますメモメモメモ


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シンガポールでの公演の時に、俺行くしを買ってくれたシンガポール人の友達




そして、6月21日に長野県の諏訪郡富士見町の【ふれあいセンターふじみ】でパフォーマンスをさせて頂く事になりました


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結婚式などの各種イベントでのパフォーマンスや

世界一周トークライブもします

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