ロシアのノバク副首相 ノードストリームを止めているのはEU

ロシアのアレクサンドル・ノヴァク副首相は、天然ガスパイプライン「ノードストリーム」の稼働停止は、欧州連合(EU)と西側諸国がパイプラインの修理と維持に関する契約条件に違反したため、もっぱらその行動と制裁によるものだとの考えを示した。

ノヴァク氏は、「今、すべての問題はそちらにある。修理契約のすべての条件に違反し、機材の輸送の条件にも違反しているのだから」と述べている。

同氏によると、カナダとEUが問題の機器に対して制裁を課しており、この機器を実際に稼働させるためには、契約内容に沿った行動を取る必要があるという。

これよりも前、ドイツのオラフ・ショルツ首相は、ロシアが自らの義務に反しているとして、もはやロシアをエネルギー供給において信頼できるパートナーだとはみていないとの考えを示した。

先にロシアの政府系エネルギー企業「ガスプロム」は、点検のためノードストリームの稼働を3日まで一時停止するとしていたが、タービンにオイル漏れの故障が見つかったことによりその後の供給も停止すると発表していた。一方、ドイツのシーメンス・エナジー社はリアノーボスチ通信の取材に対し、パイプラインの稼働停止は技術的な理由ではないと指摘していた。

 

 
 
<今日も日本のテレビは、ロシアが、一方的に、EU(西側諸国)に、ガスと止めようとしていると、報道していますが、実際には、ガスを送る部品の修理をカナダに送ったら返ってこない。
(ロシア制裁の対象)
また、ノードストリーム2という新しいガスを送るものが完成しているにも関わらず、アメリカ・バイデン政権は、それを通して、ヨーロッパ各国が、ロシアのガスを受け取るのを禁止しています>
 
 
ロシアは、ルーブルで支払ってくれるなら、「ガスは止めない」と宣言している通りのことが起きていますが、アメリカ・バイデン政権は、理由をつけて、このガスの購入をやめるように、西側諸国に圧力をかけています。
 
ロシアは、ウクライナにも、ガスも電気(占領した原子力発電所から)も送り続けています。
 
 
 
 
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エネルギーを米国一本に頼るのでなく、ロシアからも購入しようと話を進めたら潰されたと、自ら話しています。バイデン政権が、「ロシアのガスと買うな」と言えば、西側各国が従う理由です。恐怖で支配しています。

 

 

 

ごまかしだらけのロシア制裁 正直者はバカを見る!

ヨーロッパ各国は、アメリカ親分がロシアのガスを買うなと命令しているので、困ったあげくに、ロシアのガスを購入した国から、購入するという苦肉の策に出ています。またいでいるので、高く購入せざる得ないというバカな状況になっています。
 
 
 
ロシアのエネルギーや食糧などを購入させないバイデン政権によって、ヨーロッパの国民生活は、崩壊しようとしています。バイデン政権にとっては、そんなこと関係ありません。プーチン政権を打倒することが目的なので、どこの国の経済が破綻しようが、見向きもしません。