おじから暴行受け妊娠の10歳女児、中絶認められず出産 インド

 

【8月17日 AFP】インドで、おじから性的暴行を受けて妊娠し、最高裁が中絶手術を認めなかった女児(10)が、女の子の赤ちゃんを出産していたことが分かった。医師らが17日、明らかにした。

 法的な理由により名前が明らかにされていないこの女児は、過去複数回、おじから性的暴行を受けていたとされる。このおじはすでに逮捕されている。

 インドの法律では妊娠20週を過ぎた場合、母体に命の危険がある時にのみ中絶を認めているが、女児はこの期間を過ぎていたため、両親が裁判所に手術の許可を求めた。しかし最高裁は先月、手術を認めない判断を下していた。

 同国北部チャンディガル(Chandigarh)でAFPの電話取材に応じた医師は、女児が帝王切開で体重2200グラムの子どもを出産し、母子共に容体が安定していることを明らかにした。医師によると手術は問題なく進み、これまでのところ合併症などもないという。また、現在子どもは新生児集中治療室に入れられているとしている。

 PTI通信(Press Trust of India)の報道によると、女児は自分が出産したことを認識しておらず、両親は生まれた子どもを養子に出すことに決めたという。(c)AFP

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11歳少女が祖母の夫にレイプされ帝王切開で出産、アルゼンチン

【ブエノスアイレスAFP=時事】アルゼンチンで祖母の夫にレイプされて妊娠した11歳の少女が帝王切開で出産し、妊娠中絶を厳しく規制する同国で議論が再燃している。
 少女は北部トゥクマン州当局に対する申し立ての中で、「おじいさんが私のおなかに入れたものを取り出してほしい」と述べた。
 少女と母親はその後、妊娠中絶の要望を届け出たが、届け出の処理に7週間を要した上、医師らが良心的診療拒否の権利を行使して中絶を拒否した。
 少女は妊娠23週で危険な状態にあると診断されたが、医師らは妊娠中絶を行わず、帝王切開を実施。赤ちゃんは生まれたものの、医師らによると生き延びる見込みはほぼないという。
 妊娠中絶合法化の運動を率いる女性団体は、「州は少女をひどく苦しめた責任を負うべきだ」と指摘した。
 一方でトゥクマン州政府は、少女と赤ちゃん両方の命を救うために帝王切開が必要だったと説明した。
 ローマ・カトリック教会のフランシスコ法王の出身国でもあるアルゼンチンでは、妊娠中絶は世論を二分する問題で、白熱した議論を招いている。【翻訳編集AFPBBNews】
〔AFP=時事〕(2019/03/01-12:32)
 
<中絶に反対し声をあげた人たち全員は、望まない出産を強制させられた女性の医療費や精神的に落ち着くまでの生活費の支払いや、出産した女性に代わって、その子を育てることをすべきです。自分がそのすべてを引き受けるという責任を持たなければなりません。
他人のことに軽々しくも口をはさむならというなら>