イラクで、アメリカの航空機がISISに食糧や医薬品を提供
2019年05月08日13時49分
イラクの情報筋が、「アメリカの航空機がテロ組織ISISの戦闘員に、食糧や医薬品を届けている」と報じました。
イラクの報道各社が、同国の一政党で同国イスラム最高評議会の一派にあたるバドル機構の、イラク西部アンバール州の局長を務めるアルアンバーリー氏の話として伝えたところによりますと、ISISはアンバール州の砂漠地帯に潜伏しており、米国の航空機のみが同国政府の指示でISISの戦闘員に接触できる状態だということです。
アルアンバーリー氏はまた、「砂漠に居住する一家は、米国のヘリコプターがアンバール州西部の砂漠の住民らに紛れ砂漠に潜伏中の戦闘員らに食糧や医薬品が投下されるところを目撃した」と語りました。
イラクでは、対ISIS国際有志連合軍所属という名目で配備されている米航空機が、所属基地から支援物資を運搬、ISISに後方支援を行っているところがこれまで何度も目撃されています。
イラクで2017年12月、ISISの制圧が確認されていることから、イラクの国民、各政党、要人、メディアは米軍を初め多国籍軍のイラク撤退を求めています。
http://parstoday.com/ja/news/middle_east-i53079
<何年も前に、奇妙な事件が起きました。米軍が大量に用意した武器弾薬が砂漠の中に置かれ、それがそっくりそのまま、ISISによって持ち帰られたというものです。
米軍は、イラク軍に引き渡すつもりの物で、ISISの手に渡ったのは、イラク軍の怠慢だと発表。
これに対しイラク側は強く反発。「茶番だ!」と一蹴しました。現在、そのイラク政府から、米軍が撤退するよう求められています>
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