こんにちは!
今日、6月23日は、沖縄では「慰霊の日」という特別な日です。
簡単に言えば、第2次世界大戦
70年前の1945年4月1日に始まった沖縄での地上戦が終結した日です。
私が幼い頃そのように教わりました。
先日、戦争体験についての調べ学習をしている三男(小3)に
「慰霊の日知ってる?」
と聞かれた私は上記の様に答えました。
すると
「違う違う」と。
私は三男が知らないのかと思って再度説明しました。
それでも
「違う」と。
そこで、長男次男が三男の言いたい事を補足してくれました。
「慰霊の日、6月23日は牛島司令官による自決をもって、組織的戦闘が終結した日の事。その後も残存兵による抵抗、捕虜になってはいけないと教わった住民が逃げ回ったり自決した為地上戦が終わった、っていうのは間違い」
との事・・・
と言うのを三男はまとめて宿題を提出したようです。
明治生まれの私の祖母は、生前戦争の話をしませんでした。
私の小学生の時は「戦争体験者から話を聞いてくる」という宿題だったのです。
母に聞くと(母は戦後生まれ)
「戦争中に壕で隠れている時に、子供達にねだられ水を汲みに行っている間に壕が火炎放射器で焼かれて、子供達を亡くした」と。
今思えば、祖母になんて残酷な事を聞いたのでしょうか?
今でも覚えてる教科書の言葉があります。
「国敗れて山河あり、という言葉がありますが、沖縄戦では全てを焼き尽くし、山も川も壊滅しました」と書かれていました。
その事について、実は何にも分かっていなかったんだと思ったことがあります。
母が去年「高校生の時九州に行って、山に木が生えてるのを見てビックリしたのよ~。沖縄の山には木が無くて、はげ山だったからね」
と言うんです。現在の山には木が生えています。
伝え聞いた事を子供達に話していくのが私の務めなのかなと思います。
沖縄では、今日慰霊祭が執り行われます。(学校や国以外の公的機関は休みです)
慰霊祭に行かなくても、沖縄では正午に黙祷をささげます。
最後まで読んで下さり、ありがとうございました。