新型コロナウイルスワクチンはいつできる?(2) | ワクチン広場

新型コロナウイルスワクチンはいつできる?(2)

そこで、コロナウイルスのS蛋白を体内で作らせれば異物だから抗体ができるでしょう。というのがアデノウイルスなどのDNAにその情報を埋め込んでウイルスをワクチンとして接種をする、体の中でS蛋白が出来て抗体ができるという方法でキャリヤーウイルスを培養するのは既存のウイルスなので作りやすいし害がないというのが方法の一つしてあります。RNAを使うという方法も有ります。色々、各国、会社が目下、工夫をして始めているのです。その数、なんと121だとか!ワクチン開発には費用も数百萬ドル必要と言われています。作ってもも効果があるのかないのかわかりません。ワクチンの効果があるかどうかを調べるには、細胞レベル、モデル動物レベル、そして人間が試されます。ワクチンは安全でなければなりません安全性の確保は使命です。この十年、世界の国を超えて流行した病気は、インフルエンザN1H1、エボラ、ラッサ熱、ジカ熱、少し前にサーズ、マースがありますが、実はワクチンが間に合ってワクチンで抑え込むことが出来たワクチンは無いのです。今回、できれば初めての経験になるのですが・・・。インフルエンザウイルスワクチンは鶏卵を用いて雛になる細胞でウイルスを増やします。2009年の流行の時は世界に流行したウイルスを組織培養の細胞で増やすワクチンが作られました。所沢では9月から流行し、そのワクチンが接種できるようになった時はもう流行が下火いなる11月の下旬でした。以後、毎年、頻度の差はありますが季節性のインフルエンザとなり流行しています。抑え込み成功とはいえないですね。他の疾患は、ワクチンが登場する前に流行が収まりました。流行規模は、今回の新型コロナウイルスが最大です。北半球で今も猛威を振るっているのはアメリカでブラジルや新興国の流行が大きくなってきました。一度、流行の山がなだらkになった国々にもまたもや南半球の国々から逆輸入で再び流行が起こるかもしれません。それを防ぐためにワクチンが開発されていれば、強い武器を得たことになります。ワクチン開発は急ぐ必要はあります。ワクチンにウイルスそのものを使うにはウイルスを大量増やすテクニックをまだ得ていないので、時間が足りません。ウイルスを増やさないで済む方法を選ぶことになるでしょう。