昨年、9月から12月にかけて、諸般の事情によりブログにアップできなかったものを、備忘録として載せておきます。
「ハプスブルク展」チラシ
「ハプスブルク展」案内板
「ハプスブルク展」案内板
国立西洋美術館で「ハプスブルク展 600年にわたる帝国コレクションの歴史」を観てきました。観に行ったのは、2019年10月23日のことでした。
過去に、国立新美術館で2009年10月に開催された「THE ハプスブルグ」展を観たことがあります。関連でいえば、東京芸術大学大学美術館で2002年10月に開催された「ウィーン美術史美術館名品展」も観ました。ウィーンへは、僕は2度行ってますね。観たのはアート関連は少なく、ほとんど建築関連ばかりでしたが。
展覧会の構成は、以下の通りです。
Ⅰ ハプスブルク家のコレクションの始まり
Ⅱ ルドルフ2世とプラハの宮廷
Ⅲ-1 コレクションの黄金時代：17世紀における偉大な収集
スペイン・ハプスブルク家とレオポルト1世
Ⅲ-2 コレクションの黄金時代：17世紀における偉大な収集
フェルディナント・カールとティロルのコレクション
Ⅲ-3 コレクションの黄金時代：17世紀における偉大な収集
レオポルド・ヴィルヘルム：芸術を愛したネーデルラント総督
Ⅳ 18世紀におけるハプスブルク家と帝室ギャラリー
Ⅴ フランツ・ヨーゼフ1世の長き治世と
オーストリア=ハンガリー二重帝国の終焉
「ウィーン美術史美術館」外観
Ⅰ ハプスブルク家のコレクションの始まり
ベルンハルト・シュトリーゲルと
その工房、あるいは工房作
「ローマ王としてのマクシミリアン1世」
1507/08年頃
ヤーコプ・ザイゼネッガー
「オーストリア大公フェルディナント
2世の肖像」1548年
Ⅱ ルドルフ2世とプラハの宮廷
ヨーゼフ・ハインツ（父）
「神聖ローマ皇帝ルドルフ2世の肖像」
1592年頃
アルブレヒト・デューラー
「ヨハネス・クレーベルガーの肖像」
1526年
バルトロメウス・スプランゲル
「オデュッセウスとキルケ」
1580-85年頃
Ⅲ-1 コレクションの黄金時代：17世紀における偉大な収集
スペイン・ハプスブルク家とレオポルト1世
ディエゴ・ベラスケス
「宿屋のふたりの男と少女」
1618/19年頃
ディエゴ・ベラスケス
「スペイン国王フェリペ4世の肖像」
1631/32年頃
ディエゴ・ベラスケス
「青いドレスの王女マルガリータ・テレサ」
1659年
Ⅲ-2コレクションの黄金時代：17世紀における偉大な収集
フェルディナント・カールとティロルのコレクション
フランス・ライクス
「オーストリア大公フェルディナント・
カールの肖像」1648年頃
ペルジーノ
（本名ピエトロ・ヴァンヌッチ）に帰属
「改悛する聖ヒエロニムス」
1502年頃
Ⅲ-3コレクションの黄金時代：17世紀における偉大な収集
レオポルド・ヴィルヘルム：芸術を愛したネーデルラント総督
ティントレット(本名ヤーコポ・ロブスティ）
「甲冑をつけた男性の肖像」
1555年頃
ヴェロネーゼ（本名パオロ・カリアーリ）
「ホロフェルェルネスの首を持つユディト」
1580年頃
ヤン・ブリューゲル（父）および
ハンス・ロッテンハマー
「エジプト逃避途上の休息」
1595年頃
Ⅳ 18世紀におけるハプスブルク家と帝室ギャラリー
マルティン・ファン・メイテンス（子）
「皇妃マリア・テレジアの肖像」
1745-50年頃
マリー・ルイーズ・エリザベト・ヴィジェ=ルブラン
「フランス王妃マリー・アントワネットの肖像」
1778年
カルロ・ドルチ「聖母子」1660-70年頃
Ⅴ フランツ・ヨーゼフ1世の長き治世と
オーストリア=ハンガリー二重帝国の終焉
ヴィクトール・シュタウファー
「オーストリア=ハンガリー二重帝国皇帝
フランツ・ヨーゼフ1世の肖像」
1916年頃
ヨーゼフ・ホラチェク
「薄い青のドレスの皇妃エリザベト」
1858年
ハプスブルク家 略系図
日本・オーストリア友好150周年記念
ハプスブルク展 600年にわたる帝国コレクションの歴史
図録
責任編集：
フランチェスカ・デル・トッレ＝ショイヒ
中田明日佳
編集：
渡辺晋輔（国立西洋美術館）
TBSテレビ
発行：
TBSテレビ
©2019国立西洋美術館/TBSテレビ
講談社現代新書
ハプスブルク帝国
2017年8月20日第1刷発行
著者：岩崎周一
発行所：講談社
ハプスブルク三都物語
中公新書
2009年11月25日発行
著者：河野純一
発行所：中央公論新社
名画で読み解く ハプスブルク家12の物語
光文社新書
2008年8月15日初版1刷発行
著者：中野京子
発行所：光文社
過去の関連記事：
