ジャ・ジャンクー監督の「帰れない二人」を観た! | とんとん・にっき

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「帰れない二人」チラシ

 

過去のジャ・ジャンクーの作品

 

始まってから終わりまで、力が入り緊張感がずっと続いて、観終わったときには、もう、くたくたでした。

 

ジャ・ジャンクーの作品を観続ける事は、

ジャ・ジャンクーとチャオ・タオの歴史を観続ける事でもある。

(山下敦弘・映画監督)

 

時の移ろいの中に残酷にも取り残されて行く男と女の愛が切なかった。それでも逞しくぶれずに生きる女の生き方を描いたラブストーリの傑作である。

(行定勲・映画監督)

 

ということで、ジャ・ジャンクーとチャオ・タオの作品。

いままで、過去に僕は、いろいろと観てきました。(順不同)

Bunkamuraル・シネマで「山河ノスタルジア」を(再び)観た!

ジャ・ジャンクーの「罪の手ざわり」を観た!

ジャ・ジャンクー監督の「青の稲妻」を観た!
ジャ・ジャンクー監督の「世界」を観た!
ジャ・ジャンクー監督の「四川のうた」を観た!
ジャ・ジャンクー監督の「長江哀歌」を再び観る!

 

「青の稲妻」と「長江哀歌」

31歳の若さで初めてカンヌ国際映画祭コンペティション部門に選出された「青の稲妻」(03)。ヴェネチア国際映画祭で金獅子賞(グランプリ)に輝いた「長江哀歌」(07)。ジャ・ジャンクー監督のターニングポイントとなった二作を踏襲しつつ、進化させたのが「帰れない二人」だ。

 

激変する21世紀中国。

7700kmの旅と共に紡がれる、

17年におよぶ一組の男女の愛。

 

中国の21世紀

北京五輪の開催決定、WTO加盟など、にわかに活気づいた2001年。

古都さえも川底に沈め、多くの住民が移住を余儀なくされた

三峡ダム完成間近の2006年。

そして、現代へ繋がる2017年。「帰れない二人」はこの三時代を描く。

四川大地震、急激な経済成長、冬季五輪の決定など、

21世紀に入り大きく変化していく中国と、その流れに乗り切れぬ男女が描かれる。

 

以下、シネマトゥデイによる

 

見どころ:
『長江哀歌(エレジー)』『罪の手ざわり』などのジャ・ジャンクーが、監督と脚本を担当したフィルムノワール。人生の裏街道を歩く男とその恋人がたどる17年の軌跡を描く。ヒロインを『罪の手ざわり』などジャ・ジャンクー監督作に出演してきたチャオ・タオ、恋人を『薄氷の殺人』などのリャオ・ファンが演じる。
 

あらすじ:
中国山西省大同で暮らすチャオ(チャオ・タオ)は、裏社会の人間ビン(リャオ・ファン)の恋人だった。ある日彼女は、組織のメンバーに襲撃されたビンを助けるためにとっさに銃を撃つ。チャオは服役することになり、5年の刑期を終えた後、ビンを捜して長江に行く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「帰れない二人」公式サイト

http://www.bitters.co.jp/kaerenai/

 

「帰れない二人」YouTube

https://www.youtube.com/watch?v=wHnuBLroC_A