「水戸市水道低区配水塔」を観た! | とんとん・にっき

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「水戸市水道低区配水塔」を観てきました。と言っても、車から降りて、写真を数枚撮っただけですが…。旧県庁、弘道館のすぐ近くにあります。

この「配水塔」、以前から知っていましたが、なんともメルヘンチックで、色と言い、形と言い、素晴らしいものです。「様式美」ですね。竣工したのは昭和7(1932)年7月、設計者は後藤鶴松と銘板にあります。東京新聞によると「水道技師」だったそうですが、昔の人は何でもござれのオールマイティーですね。平成8年12月に「登録有形文化財」の指定(文化庁)を受けています。また、2014年、平成26年度、土木学会の「選奨土木遺産」にも選ばれています。

水戸市のホームページには、以下のようになります。
水戸市水道低区配水塔は、下市地区へ良質な水道水を市民に供給するため、昭和7(1932)年に造られました。設計者は後藤鶴松で、高さ21.6m、直径11.2mの円筒形のコンクリート製です。塔の中央にはバルコニー風の回廊がせり出し、それを境に上部正面の2箇所、10箇所の窓にレリーフが彫られています。また上部がアーチ状になった窓があり、1階入口の上部にはゴシック風装飾も施された意匠が特徴です。竣工以来、戦火をも免れ配水塔として機能してきましたが、平成11年度をもってその役割を終えました。昭和60(1985)年には近代水道百選にも選ばれています。

今朝の新聞を見たら偶然にも、以前から知っていた住宅団地の給水塔の本、「TOKYO WATER TOWER」が紹介されていました。早速、アマゾンに注文しました。




「登録有形文化財」

「選奨土木遺産」

朝日新聞:2018年 2月8日

東京新聞:庶民潤す洋風の水がめ 水戸市水道低区配水塔(水戸市)
http://www.tokyo-np.co.jp/tokyoguide/hold/architects/CK2008072302000138.html