松本佳奈監督の「マザーウォーター」を観た! | とんとん・にっき

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プレミアムシネマ「マザーウォーター」(2010年)

NHKBS 1月1日(金) 午前6時5分 1時間46分


家人が録画しておいた映画、どんな映画だろうとちょっとだけ観るつもりで観始めたら、止まらなくて最後まで観ちゃいました。


水に関係する仕事、ウイスキーしか置かないバー、コーヒー店、豆腐店を、京都で女性3人がそれぞれのお店を営んでいます。小林聡美、小泉今日子、そして市川実日子、いいですね。あいだを繋ぐのはもたいまさこ、そして子供と男が3人です。それぞれが自然体で出ています。けして片意地はったりはしません。全編、この「まったり感」が凄くいい。過去の関連で言えば、僕が観たのは「かもめ食堂」と「めがね」でしたが、その感じは連続しているようです。


井上章一の「京都ぎらい」を読んだこともあり、この映画がそのまま「京都」だとはとても思えませんが、そこはそれ映画ですからかなり作ってはいると思います。

井上章一の「京都ぎらい」を読んだ!


もたいまさこと小林聡美、「やっぱり猫が好き」の頃から観ていました。「猫が好き」の関連で小林聡美は三谷幸喜と結婚しますが、その後離婚します。小林の父親は大工でした。彼らの住んだ家を建てる時のすったもんだを、そのまま映画にしたのが「みんなのいえ」(2001年)でした。


以下、とりあえずシネマトゥデイより引用しておきます。

チェック:京都を舞台につつましくも豊かに生きる人たちの生活を、水をキーワードに描く癒やし効果たっぷりの群像ドラマ。新鋭、松本佳奈監督がメガホンを取り、『かもめ食堂』『プール』などの小林聡美やもたいまさこ、さらには小泉今日子など実力と人気を兼ね備えた女優たちが集結。彼女たちとかかわっていく街の人にも加瀬亮や永山絢斗など個性的な面々がそろい、独特の雰囲気を持つ京都の街並みとちょっと変わった人間関係が描かれる。


ストーリー:京都で新生活を始めたセツコ(小林聡美)、タカコ(小泉今日子)、ハツミ(市川実日子)。彼女たちはウイスキーしか置かないバー、コーヒー店、そして豆腐店を営みながら、中古家具店のヤマノハ(加瀬亮)や銭湯で働くオトメ(光石研)やジン(永山絢斗)とかかわっていく。


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「マザーウォーター」ロケ地


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