米国の雇用統計については、事前予想を上回る強い内容が報告され
これは、今後も続くと予想されており、その判断には米消費者物価指数、
FOMC、日銀政策決定会合などが重要となる。
非農業部門雇用者数(事業所調査、季節調整済み)
は5月に前月比27万2000人増加とエコノミスト予想の全てを上回る。
金利の引き下げは当面見送りの予想!
日本円については、米国の金利上昇と日本の金利の低さにより、
大幅な円安が進行しています。
日本円は今年だけで対ドルで5分の1以上の価値を失っており、
1990年以降で最安値を更新したとの報告があります。
日本銀行については、長期金利が1%を超えると、
金利の上昇を一定程度容認する方向で議論すると報じられています。
また、日銀は金利を何%まで上げるかについて、
複数のシナリオが考えられています。
具体的には、追加利上げが2~3回で、
金利が0.5~0.75%程度に上昇するシナリオが最も
可能性が高いとされています。
ただし、これらの情報は現時点での見解であり、
具体的な動きは各国の経済状況や政策決定により
変動する可能性があります。
金利上昇に敏感な銀行株としては、以下のような銀行が挙げられます。
三菱UFJFG(8306):12月には株価が17.7%上昇しました。
三井住友FG(8316):同じく12月には株価が13.3%上昇しました。
これらの銀行は、長期金利が上昇すると収益が拡大し、
グロース株がダメージを受ける時のヘッジ手段となるとされています。
ただし、具体的な動きは市場状況や各銀行の経営状況により変動しますので、
投資を行う際には十分な情報収集とリスク管理を行ってください。
私は筑波銀行を保有しています。