吉本ばななの「幸せへのセンサー」を読んだ! | とんとん・にっき

吉本ばななの「幸せへのセンサー」を読んだ!

 

吉本ばななの「幸せへのセンサー」(幻冬舎:2024年5月10日第1刷発行)を読みました。

 

60年でたどり着いた 現実の中で幸せになる方法

焦らなくてもいい。幸せはオーダーメイド。

いつでも自分に合わせた形で取り出せる。

 

〇何が絶えられて、何が耐えられないか。 自分の体のセンサーを信頼する。 

〇周りに合わせながらも「自分は本当はこう思っている」ということはわかっておく。

〇誰と何をしたか、いちいち人に言わない。自分しか知らないことを作る。

まる弱っている時は、優しい言葉で話す人、気持ちが安らぐ人と過ごす。

 

幸せのセンサー 目次

はじめに

第一章 快不快を伴う、体のセンサーを育てることについて

  自分の体のセンサーを信頼するということ

  仮面をかぶることで、少しだけ自由になる

  体はちゃんと知っている

  体が回復してきた時、それは向こうから必ずやってくる

  体を変えたい?

  欲望を突き詰めても、孤独になるだけ

第二章 大きな出来事が教えてくれること

  大きな出来事が教えてくれること

  時の流れに、身を委ねるしかない時がある

  人間は、慣れていく生き物

  幸せをどうやっても感じられない時にできること

  他者に向かって、開いていく

第三章 自分を愛するということ

  周りを幸せにしようとして、自分が不幸になっていませんか

  どんなにがんばっても、自分では決められないのが人の縁

  たったひとりで静かに自分を受け入れる

  みんな、いつか終わりがくる

  気分がいい瞬間を、積み重ねていく

第四章 この広大な世界の中で、自分を生かすこと

  あるべきだった自分を、取り戻す

  日々の微調整が、流れを変えていく

  人生はリセットできるのか

  社会の問題と、個人の幸福は別物だから

  自分の外側の世界を信頼すること

  欲望とのつきあい方で、幸福度は変わる

  ただ夢中で生きていく

幸せであるように(おわりに)

 

吉本ばなな:

1964年東京都生まれ。日本大学藝術学部文芸学科卒業。87年「キッチン」で第六回海燕新人文学賞を受賞しデビュー。89年「キッチン」「うたかた/サンクチュアリ」で第39回芸術選奨文部大臣新人賞、同年「TUGUMI」で第二回山本周五郎賞、95年「アムリタ」で第五回紫式部文学賞、2000年「フリント南米」で第10回ドゥマゴ文学賞、22年「ミトンとふびん」で第58回谷崎潤一郎賞を受賞。著作は30か国以上で翻訳出版されており、海外での受賞も多数。noteにて配信中のメルマガ「どくだみちゃんとふしばな」をまとめた文庫本も発売中。

 

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