新宿・武蔵野館で、越川道夫監督の「水いらずの星」を観た! | とんとん・にっき

新宿・武蔵野館で、越川道夫監督の「水いらずの星」を観た!

 

新宿・武蔵野館で、越川道夫監督の「水いらずの星」を観てきました。

なんとなく武蔵野館のサイトを観ていて、見つけた映画です。

監督も主演も誰も知らない映画でしたが、これはいけそうだと思いました。

夜7時45分上映開始、164分の長い映画でした。

 

『水いらずの星』

時代の流れで造船所の仕事を諦めビデオ屋でバイトをしている男は、ある日余命が僅かだと宣告される。そんなとき頭に浮かんだのは、6年前に他の男と出ていった妻の顔だった。瀬戸内海を渡り訪れた雨の坂出。しかし再会した妻は独り、男の想像を遥かに超えた傷だらけの日々を過ごしていた…。

公式Twitter: @Mizuirazu_movie 

公式Instagram: @mizuirazu_movie

©2022 松田正隆/屋号河野知美映画製作団体

監督:越川道夫
原作:松田正隆
主演:梅田誠弘 河野知美
プロデューサー:古山知美
企画・製作:屋号河野知美映画製作団体
制作協力:有限会社スローラーナー/ウッディ株式会社
配給:株式会社フルモテルモ/IhrHERz 株式会社
2023年初冬公開

 

原作 松田正隆(Masataka Matsuda)

1962年長崎県生まれ。劇作家、演出家、マレビトの会代表。96年『海と日傘』で岸田國士戯曲賞、97年『月の岬』で読売演劇大賞作品賞、99年『夏の砂の上』で読売文学賞を受賞。2003年「マレビトの会」を結成。主な作品にフェスティバル・トーキョー2018参加作品『福島を上演する』 2022年ロームシアター京都 海辺の町二部作『シーサイドタウン』『文化センターの危機』など。2012年より立教大学現代心理学部映像身体学科教授。

 

脚本・監督 越川道夫(Michio Koshikawa)

1965年静岡県生まれ。立教大学卒業後、演劇活動、劇場勤務を経て、洋邦画を問わず映画を配給宣伝する一方、『海炭市叙景』(2010)、『かぞくのくに』(12)など多くの映画制作に関わる。2015年『アレノ』で映画監督デビューし、第30回高崎映画祭ホリゾント賞を受賞。18年『海辺の生と死』で第27回日本批評家大賞新人監督賞を受賞。監督作品に『アレノ』(15)、『海辺の生と死』(18)、『月子』(18)、『二十六夜待ち』(18)、『夕陽のあと』(19)、『愛の小さな歴史』(19)、『あざみさんのこと』(20)、『アララト』(21)、『背中』(22)、『さいはて』(23)、『路辺花草』(23)がある。

 

男役 梅田誠弘(Masahiro Umeda)

1983年生まれ。鳥取県出身。22歳から俳優活動を開始。小劇場での出演を重ね、自身でユニットを結成しプロデュース公演等も行った。31歳の時に春本雄二郎監督初長編作品『かぞくへ』(18年)のオーディションを受け、準主演の洋人役として出演を果たす。『由宇子の天秤』(21年/春本雄二郎監督)にて今年の高崎映画祭最優秀新進俳優賞を受賞し高い評価を得る。近作に『鬼が笑う』(22年/三野龍一監督)、『PLAN75』(22年/早川千絵監督)、『誰が為に花は咲く』(22年/藤原知之監督)のほか、7月に公開された『命の満ち欠け』(23年/小関翔太・岸建太朗監督) 、『青春墓場』(23年/奥田庸介監督)に出演するなど、今後の更なる活動が期待される。

 

女役 河野知美(Tomomi Kono)

1981年生まれ。神奈川県出身。UCLA留学後、渋谷で路上ライブをしていた時にスカウトされる。初主演映画『父の愛人』(12年/迫田公介監督)でビバリーフィルムフィスティバル(USA)ベストアクトレスを受賞。日仏合作映画『サーベージ・ナイト』(15年/クリストフ・サニャ監督)、『TOKYO VICE』(22年/マイケル・マン監督等)など海外作品にも出演。『truth〜姦しき弔いの果て〜』(22年/堤幸彦監督)、『ザ・ミソジニー』(22年/高橋洋監督)、23年公開待機作2本全てで主演・プロデューサーを務め、映画界を中心に活動の場を着実に拡げている。現在、オンラインメディアPINTSCOPEにて連載も執筆中。

 

以下、KINENOTEによる。

 

解説:

『海と日傘』で1996年第40回岸田國士戯曲賞を受賞した劇作家・演出家の松田正隆の戯曲を、「海辺の生と死」の越川道夫監督が映画化。6年前に別の男と駆け落ちし今や体を売り孤独に生きる女の前に突如夫が現れ、空白の時間を埋めるように心と体を重ね……。絶望の淵に立つ女と男の再会とただならぬ愛を、「ザ・ミソジニー」の河野知美と、「鬼が笑う」の梅田誠弘を主演に据え描く。河野知美は古山知美名義で企画・プロデューサーも務めた。

 

あらすじ:

かつて盛んだった造船業が急速に衰退した日本。6年前、長崎の佐世保で夫(梅田誠弘)と共に暮らしていた女(河野知美)は、別の男と駆け落ち。瀬戸内海に面した香川県・坂出に流れ着き、今では体を売って孤独に生きている。そんな彼女のもとを、ある雨の晩、夫が突如訪ねてくる。女が暮らす寂れたアパートの部屋で、二人は空白の時間を埋めるかのように語らい、体を重ねるにつれ、時空が歪んでいき……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

公式サイト:

映画『水いらずの星』公式サイト (mizuirazu-movie.com)