「水戸芸術館 誕生の背景をたどる」! | とんとん・にっき

「水戸芸術館 誕生の背景をたどる」!

朝日新聞に、磯崎新の代表作で追悼企画、ということで、「水戸芸術館 誕生の閉経をたどる」という記事が載っていました。

 

僕も先日、観てきました。

「磯崎 新―水戸芸術館を創る―」展!

 

朝日新聞:2023年5月30日

 

過去の記事から…。


「水戸芸術館」を観る

 


なんと言っても水戸芸術館は、水戸市制100周年を記念して建てられた、高さ100mのチタンパネル製の正三角形57枚を三重螺旋状に組み合わせた構造のシンボルタワーでしょう。馬の背状の水戸市の市街地のどこからでも見えます。特に千波湖からの眺めは抜群に素晴らしいです。そんなわけで、水戸芸術館に行って来ました。たまたまエントランスホールで展示されていた「田澤純写真展・タワーのある風景」を観ることができました。上の写真がその一つです。

 

建物の設計は磯崎新、1990年2月に竣工、芸術館の開館は1990年3月22日です。文化による町おこしを意図し、市の年間予算の1%(約9億円)を活動資金にするという制度を日本で初めて導入しました。また美術・音楽・演劇の各部門には「芸術監督」が任命され、それぞれ活動されています。現代美術ギャラリーは通常の美術館と異なり、コレクションはほとんど持たずに企画展示に予算を集中しています。吹き抜けのエントランスホールでは、パイプオルガンのコンサートが定期的に行われています。また、3本のケヤキと建物に囲まれた広場は、市民の憩いの場として定着しています。