デニス・ホッパー監督の「イージー・ライダー」を(再度)観た!
テレビで放映していたので、デニス・ホッパー監督の「イージー・ライダー」を再度観ました。
シネマ「イージー・ライダー」
2023年5月7日(日) 11:20PM (1H36MB)NHKBSプレミアム
ここからが過去の記事、まったくそのままです。
世界サブカルチャー史
欲望の系譜選 アメリカ幻想の70S
2022年6月18日(土) 10:30PM(1H30M) NHKBSプレミアム
たまたまNHKBSの「世界サブカルチャー史」を観ていたら、大きく「イージー・ライダー」が取り上げられていました。
「イージー☆ライダー」1969年公開
監督:デニス・ホッパー
バイクにまたがった若者たち、
アウトサイダーが自由とアメリカン・ドリームを求めるたび。
しかし、監督のデニス・ホッパーはアメリカに
忍びよる影もまた捉えようとしていた。
例えば大都市では黒人と白人の争いで
街のあちこちでやきうちさわぎがあったし
ヒッピーは街に繰り出してドラッグの使用を
堂々と主張し、ラヴ・インが行われ
国中がヴェトナム戦争に対して
失望するようになっていたりで
恐ろしいほどに悪い状態だったんだ。
「イージーライダー」伝説
―ピーター・フォンダとデニス・ホッパーより
ここからが映画です。
デニス・ホッパー監督の「イージー・ライダー」を観ました。この映画、あまりにも有名で知ってはいましたが、なぜか観る機会がありませんでした。ちょっと僕より上の世代、ということもあったし…。たまたまNHKBSで放映していたので、録画して観ました。
シネマ「イージ・ライダー」
2022年6月19日(日) 0:00AM(1H36M) NHKBSプレミアム
以下、KINENOTEによる。
解説:
アメリカの真の姿を求め、自由な旅を続けた2人の若者の物語。監督は俳優出身でこれが第一作のデニス・ホッパー。脚本は、製作を兼ねたピーター・フォンダとデニス・ホッパー、テリー・サザーンの共作。
撮影はラズロ・コヴァックスが担当。全編に流れるニューロックを、“ザ・バンド”、“ステッフェンウルフ”、ジミー・ヘンドリックスなどが演じている。製作総指揮はバート・シュナイダー。出演はプロデュース第一作に張り切るピーター・フォンダ、「OK牧場の決斗」に出演していた、監督のデニス・ホッパー、ジャック・ニコルソン、アントニオ・メンドザなど。テクニカラー、スタンダード。1969年作品。
あらすじ:
マリファナの密輸で大金を手にしたキャプテン・アメリカ(ピーター・フォンダ)とビリー(デニス・ホッパー)は、大型オートバイを買い、旅に出た。2人は、自由の国アメリカの幻影を求めて、フロンティア精神の母体、南部をめざし、気ままにオートバイを走らせた。途中、一人のヒッピー、ジーザス(アントニオ・メンドザ)を同乗させた二人は、彼の案内でヒッピー村に入っていった。しかし、村の住人たちは、行動で自由を表現する2人を拒絶するのだった。再び旅を続けた彼らは、ラスベガスで警察に留置されてしまった。それは、許可なしでパレードに参加しただけの理由だった。そこで知り合った酔いどれ弁護士ジョージ(ジャック・ニコルソン)と意気統合した2人は、彼をつれて謝肉祭を見物すべく、ニューオリンズへオートバイを走らせた。3人は、マリファナを吸い、野宿をしながら旅を続けた。そんな3人を、保安官をはじめとする沿道の村人は悪口と殺意をもって迎えた。彼らを国境から出すまいとする村人はある夜、野宿をしていた3人を襲撃。キャプテン・アメリカとピリーはかろうじて逃げのびたが、ジョージは惨殺されてしまった。ジョージを失った2人は謝肉祭にも魅力を感じなくなり、娼婦を連れて墓地に行った。そこで、アメリカの保守性を呪訴し、自由がカケラも見当たらないことを悲しんだ。やがて、オートバイで州境にさしかかった彼らに、2人の農夫が乗った1台のトラックが近づいて来た。何かをわめきながら、1人の農夫が発した突然の銃弾にオートバイごと転倒するビリー。後を追ったキャプテン・アメリカも、続いて発射された弾丸にオートバイと共に吹っ飛んでしまった。自由の国アメリカの真の姿を求めた彼らへの、これがファナティックな現実の返答だった。