致道博物館で「斎藤眞成展」を観た!
致道博物館で偶然開催されていた「斎藤眞成展」を観ました。どういう人なのかも分からずに覗いてみたら、絵も書もダイナミックな作品で、興味を持ちました。斎藤眞成(しんじょう)さんは92歳、天台宗東陽院(京都市)住職で、仏道修行の中に描かれた計79点が公開されていました。斎藤さんは鶴岡出身の南画家で母親も鶴岡出身。12歳で仏道に入り、龍谷大在学中から洋画家の太田喜二郎に師事し、戦後の洋画界をリードした人だということです。開会式に訪れた斎藤さんは「遠祖の地、鶴岡で作品を紹介してもらえるのは、私の生涯で言葉にできないほどの喜び」と語り、また、「絵は心の柔軟体操。見たものをどう感じたかを表現するのが個性」などと作品を紹介したそうです。