「夜のピクニック」モデルの水戸一高が「歩く会」 | 三太・ケンチク・日記

「夜のピクニック」モデルの水戸一高が「歩く会」


水戸市の水戸一高で恒例の「歩く会」が開かれた。生徒ら約1000人は8日、茨城県大子町を出発一昼夜掛けて65キロを歩き、9日正午前、母校に到着した。同校出身の作家、恩田陸さんのベストセラー小説で来年映画が公開される「夜のピクニック」のモデルで、57回目。作品で生徒は、共に歩きながら語り合う中で、前日までとは違う新しい自分に目覚める。「歩く会」を境に受験モードに切り替わる3年生は「早くゴールしたいけど、でもしたくない」と複雑な表情。今日からは「新しい自分」になる。
毎日新聞:10月10日


小説「夜のピクニック 」は、1200人もの生徒が、朝の8時から翌朝8時まで80キロを歩くという「歩行祭」、夜中に数時間の仮眠を挟んで、前半は団体歩行、後半は自由歩行と決められている、高校生活最後の大きな行事です。学校行事を舞台に、思春期の心のうつろいをていねいに描いた青春小説です。全国の書店員の投票で選ぶ第2回「本屋大賞 」を受賞した作品でもあります。このブログでも記事にしました。それに対してさまざまな角度からコメントをお寄せいただきました。特にの「水戸一高生」からも、コメントをいただきました。水戸一高生「マック」さんからの、今年の「本物」の「歩く会」報告を、以下に掲載します。


本物の「夜のピクニック」の報告です

8・9日に水戸一高の「歩く会」、雨は降りましたが、無事に終わりました☆映画化の影響もあって、記者さんも何人か参加して、最近になく盛り上がった気がします♪早く映画の夜ピクが見たくなりました!!


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「夜のピクニック」
著者:恩田陸
発行:2004年7月30日
発行所:新潮社
定価:本体1600円(税別)