日銀が金利を上げると発表してから株安の流れになりました。多くの人がこの事に警戒感をもってるので、8月中の暴落はないと思います。みんなが緊張しているときに「こと」は起きないものです。



今回の日銀の利上げの政策決定についてですが、多数決で決められたようです。植田総裁は利上げ反対派でしたが、その意見が少数派だっため、民主ルールに従って利上げに踏み切りました。


こういう話しをすると、「トップならば自分の判断を通せば良いのに」、と思う人もいるかもしれませんが、私は、植田総裁は新しい時代にふさわしい上司タイプだと思っています。


競争社会のリーダーは、押しが強い人が勝つのです。しかし調和社会のリーダーは、多数決で決まった結論に従います。リーダーにエゴがないのです。これは仲間と信頼関係がある時に限って有効なのです。


植田総裁は良い上司だけど、周りの環境が財務省とか、政府とか、推しの強い人に囲まれているので、その良さが発揮されないのです。


今回の利上げを推進したのは財務省であり、また政府も一体となり応援している様子が伺えます。

その結果、株価は下げに転じたのですが、植田総裁がボロクソに叩かれるのは何だかなあ〜と、思うのです。


このように、今回の政策決定の流れをみても、流れが悪いことがわかると思います。思い通りにはならない。金利を上げたことに対する反発のようにもみえるのです。

その元凶は岸田首相だと思うのです。

イメージとしては、岸田首相のエネルギーが日本の重しとなっているのです。

日本国民の生活を上から抑圧している感じです。

これでは伸びたくても伸びません。



利上げに踏み切って円安が少し解消されましたので、大企業には良い変化だと思います。

しかし、為替に関係のない国民の生活は苦しくなっていくのでしょう。飲食店の廃業も増えています。国民の不満の矛先は岸田政権に向けられるのが必至です。


国民の生活に寄り添わない自民党はもう解体するレベルにきています。

9月の総裁選ですが、どうやって行うつもりなのだろうかと思うようになりました。


もし、総裁選に選ばれた人が、次の衆議院選挙で落選したらどうなるの?とか、いろいろ考えるのです。

ならば、先に解散総選挙をやった方が良いのかもしれませんね。

これからは何が起きてもおかしくないです。


私たちは、インフレ経済の中で、どうやって生活を豊かにしていくのか、知恵を絞る時がきました。

ここまで悪い状況になれば、目に見えない考え方が大事になってきます。想念(空気)を変える努力をする方が結果が出るのがはやいでしょう。


国のリーダーを変えるのが一番早いのですけどね、いつになることやら。


自分の世界は自分で守る。そのためにどんな心で生活するのかが肝、やれることをやっていきましょう。ピンチがチャンスです。


今日も良い日をお過ごし下さい。