岸田退陣論が出てきました。つまり、ポスト岸田の動きが本格的になってきたということでしょう。
私は相変わらず高市早苗推しですが、菅さんの動きも影響力は大きいでしょう。
私は、ポスト岸田の動きは最終的には、菅vs麻生の戦いになるだろうと思っています。
菅さんは自民党を根本から変えないといけない、とおっしゃるのですが、果たして自民党は変わる事ができるのか?なのですが、自民党の問題は組織文化の問題と考えてよいのです。
どんな組織もそれが継続されていくなかで、独自の組織の風土、文化というものが形成されていくのです。これが組織の価値観を作っていくのです。
風土や文化というのは、良い悪いは関係なく、形成されるのに少なくとも10年の月日がかかります。そして、それを変えようと思うなら、また、少なくとも10年以上の月日が必要になるのです。
自民党の裏金問題は、組織文化だと思います。理論的に考えるなら、裏金問題を今からなくそうとすると、10年以上の取り組みを継続しなくてはいけません。しかもうまくいかない可能性があるわけです。
こんな、まどろっこしいことをやるなら、自民党は解体した方がよいのです。
絶対に変えないといけないと思うなら、新自民党組織を立ち上げ、吸収するのがよいのです。
菅さんは、そこまでやれるでしょうか?
自民党は変えないといけない、しかし、政権交代は避けたい。
こんな難しい注文をこなせる人はいるでしょうか?
以上のことから、私は今の自民党内で組織の立ち上げができる人材が出てきた方が良いと思います。その中からリーダーになれる人を選ぶのが良いと思います。
会社経営で考える方がわかりやすいです。
落ちぶれた会社を潰したいのだが、大きくて簡単に潰せない、そんな時どうするのか?と、同じように考えればよいのです。
全くしがらみのない会社に吸収される、というのも1つの選択肢です。しかし、それでは会社の未来がどこへいくのかわからない。組織文化が全く違っていた場合、社員には悲劇が待っているのです。
ですから、会社の価値観をある程度引き継げる人が社内、もしくは社外で、新しく組織を立ち上げて、必要なのをそこに吸収させるのが良いと思います。
М&Aで問題になるのは、相互の組織文化、組織風土の違い、もしくは相性についてなのです。
この話を踏まえて、自民党の話題に戻しますと、ポスト岸田の議論に移る前に、ポスト岸田を目指す人は、何か新しい事を立ち上げる、もしくは新しいコンセプトを打ち出せることを条件にしたいです。
自民党の悪い組織風土を変えていける秘策を打ち出せる人がいないと、自民党の組織としての継続は厳しいと思います。
つまり、同じことの繰り返しで問題は起きつづけるということです。
この視点でみると、実際に改革する実行力を持っているのは、青山繁晴さんだと思います。
しかし、青山繁晴さんが総裁になると命狙われそうなので、総理にはならないで欲しいと思っています。
青山さんは、教育指導係で尽力してほしいと思っています。
ポスト岸田レースは始まりましたね。
流れがはっきりと見えてくるのは、7月下旬だと思います。 今はまだ見えてるようで見えていない状況です。
結果を出せるリーダーを選んでいきたいですね。
今日も良い日を。