政治の話はしばらく書かない、と決めると、あまり書くことがなくなってきます(笑)
昨日は、小池百合子氏が都知事選挙出馬宣言をされました。しかし、今回の都知事選挙の立候補者は50人近くいるようで、票が読めません。
また、立憲民主党から出馬宣言をしていた蓮舫氏は、先日立憲民主党を離党し無所属で戦うことになりました。
蓮舫氏の動きは、今の流れだと思います。
組織よりも個の力が輝く時。
個の力が組織の力を凌駕する時なのです。
それくらい、今の社会システムはガタガタで、組織で働く人の心はオロオロしているわけです。
都知事選挙は、投票率が上がらなければ、小池百合子氏が再選される可能性は高いですが、投票率が上がれば、違う人が当選する可能性もあると思います。
都知事選挙について、この方の問題提起に同意しました。動画を貼り付けます。
選挙で誰を選ぶのかについて、左か右かの議論ではなく、上か下で選ぼう!と言われているです。
話を戻します。
私は、上か下かで都知事を選ぶ、つまり格差をなくす、という考え方に共鳴したのです。
というのも、私にとっても、まさにタイムリーな内容だったからです。
私は現在福岡県に住んでいますが、はっきり申し上げて、福岡で仕事が出来る人をみつけなさい、と、言われたら、多分私は見つけられないと思っています。
先日、とある業界の展示会に行ってきました。企業が出展ブースを出して、プレゼンしていくスタイルのやつです。
あまり細かく書いてしまうと、面が割れるので書けないのですが、私はこういう所で話が合う人は、100%県外から来た人なのです。多くは「東京から来てます。」というパターンです。地元の会社の営業マンと意気投合することはありません。
私が東京で働いた経験があるからかもしれませんが、お互い何も知らない状態で、仕事の話をして盛り上がる人に地元の人がいたことはゼロなのです。
多分、私の仕事の話が難しいからなのかもしれません。
今回、私が感じたのは、九州の人は経験値が低いのだな、ということです。
「そんな仕事、したことありません。」って顔をしているのです。
出典ブースをずっと周っていると、ブースに突っ立ってる担当者の心の声が聞こえてくるのです。最近は、話をしなくても相手の心を読み取る力が昔よりも格段にあがった気がするのです。
さて、今日は、何が言いたいのか?
鮫島タイムズで鮫島さんは、東京における格差をなくせ、と言われていましたが、福岡住みの私が言いたいことは、東京に集中している出来る人材を地方に回せ!と、なのです。
出来る人、経験値の高い人が東京に集中し過ぎなのです。
なぜ、私がこんな話をするかと言うと、これからは、新しく何かを立ち上げたり、世の中を刷新していく事が必要で、そのためにはまずは、出来る人が1人いないと、不毛だからなのです。
この局面では、「頑張ります」とか、「根性」とかだけでは駄目です。結果を出せる人が1人いさえすれば、道を開くことが出来るのです。
まずは、結果を出せるリーダーを探さなくてはいけない、その事を痛切に感じているところなのです。
私は福岡にいながら、東京の人としか出会わない因縁があるのかもしれません。過去を振り返ると「愛知県」も意外と縁がありました。愛知は戦国時代からのdnaからなのか、愛知県のビジネスマンは競争に強いと、勝手に思っています。戦略の話は好きな人が多いでしょう。
今の東京は社会システムが壊れる寸前なのだと思います。だから、誰が都知事になってもそんなに問題はないのかもしれません。( ある意味恐ろしいこと)
私はしばらくは東京に行くことはありません。
そして東京の人材が地方にやってきて、地方が活性化されていく。これからはそんな未来がやってくるのだと思います。
そして、その未来はそんなに遠くはないようです。
今日は以上です。
良い日を過ごしましょう。