世界はデカップリングにより2つに分かれているのです。ウクライナ戦争であれ、イスラエル問題であれ、西側陣営、東側陣営と分断して捉える人が多いのです。それが常識なのかもしれません。


今、米国が沈みゆく流れにおり、代わりに台頭しているのが、Bricks を中心とする諸国なのです。


反米ポジションをとる一部の人は、今の状況について、プーチンのことを救世主と礼賛しているのです。まるで、プーチンが偉業を成し遂げたような言い方です。また、「米ドルは既に崩壊しているのに何故、西側メディアは報じないのか?」

と、そんな風に、鼻息荒い意見もあるのです。


今まで東側と呼ばれる陣営にいた諸国は、(主に共産圏を中心とした国)は、これからスポットが当たり、栄えていくのが運命です。


これは、因果の法則で説明することができるのですが、今まで、アメリカという大国に支配されていた国々が自立すべき時がきたということです。


日本は、東側陣営ではありませんが、これまでずっとアメリカを支えてきた(妻役)だった因果により、日本も自立が求められるのです。とは言っても、東側諸国と違うのは、日本とアメリカのパートナーシップは切れる事がないので、エネルギー的には「融合」となるのです。


※「ちょっと前にも↑書きましたが、日本は陰エネルギーが強い国なので、自立するためには「陽の気」を取り入れる事が必要になります。その結果、融合となっていくのです。」



今後、ロシアも中国も経済的発展をしていきますが、ロシアが覇権を握ったわけではないのです。一国が覇権を握る世界観は既に終わったのです。

これからは、世界中が自立していく流れに入ったのです。そして、調和というテーマで社会の風が流れていくのです。


私は、プーチン礼賛者や反米主義の人たちの思想を少しだけ危うい、と思っているのです。何故ならば、アメリカは負けたわけではないのです。Bricksがアメリカを倒した訳ではないのです。確かに、見方によれば、そう見えてしまうのですが、俯瞰すると真相は違うのです。

アメリカは、衰退し落ちぶれる運命の中にいて、「支配」を手放すことで、世界の新陳代謝が行われている最中なのです。



例えるならそれは、長年の権力者が年を取って、勢力も体力も衰えてきた時、「もう、俺の時代は終わった、これからは若い者に任せていかないといけない。」というのと、似た心境なのです。


ですからこれまでアメリカの一強支配を終わらせたのは、Bricksであり、プーチンこそ正義とする主張は、、この世界をまだまだ俯瞰できていないと思うのです。


今、世界で起きていることをできうる限り、俯瞰して捉え、その真相にたどり着いてみると、それは「身も蓋もない」内容となるのです。


この世界は、全ては因果の法則が働いているので、因果の法則に則った大枠の筋書きが生まれるのです。それを人間の自由意思によりシナリオを作っているのです。


それは、人間の骨格が自然と生まれついたもので変えられないけれど、痩せたり太ったり、好きなように肉付けをしてボディメイクするのと同じなのです。


このように、世界を俯瞰したならば、身も蓋もない、という感想に行き着いてしまうのです。


そして、やっぱり日常生活の「今ここ」に集中して生きることこそ最善の道なのだ、と、悟るのです。


このように、私たちの人生は意識を上げたり下げたりしながら、いろんなことを体験し、学んでいく事自体が勉強なのだと思います。

ネガティブな経験、ポジティブな経験、すべてが学びなのです。


いろんな意識を旅しても結局一番大事なことは、目の前の今ここなのです。日常生活を一所懸命に生きて、感謝の心を持てれば、それでいいのです。


意識の旅は楽しいものです。

最後に今ここ、にきちんと戻って来ることが大切なんですけどね。


今日も楽しく旅しましょう!