いきなりですが、アメリカは確実にドル崩壊の道を突き進んでいるようです。そして、その影響が日本経済に変化を促すことになるようです。
今、財務省、日銀、の人たちは、備えよ、という段階に入っているのでしょう。
世界の投資家たちも、日本は金利をいつ上げるのか?きっと上げるだろう、と静観しているのです。
と、いきなりこんな話を切り出しても、なかなか伝わらないかもしれません。というのも、これらの話は日本のニュースでは、あまり報じられていないからです。
私は、SNSでは、X(旧ツイッター)が一番情報が早いと思っているのですが、そこでは、アメリカは、既にドル崩壊しており、これからはBricks の時代になる、という文脈の投稿が目につくようになりました。
新興5カ国のBricks は、ドルに対抗する(とって変わる)新しいデジタル通貨を既に発行しており、このBricks に加盟する国々が増えているというのです。
この流れのことを、欧米に対抗して、グローバルサウスと呼ばれていて、これからはアメリカ覇権は終わり、グローバルサウスの時代がやってくるのだ!という論調が強くなってきたのです。
この話題も、現状日本のニュースではあまり取り上げられていません。
このゴールデンウィークに岸田首相は、グローバルサウスと呼ばれる国々を訪問しているので、新しい流れに対応する手は打っているのだろうと思います。私は、ゴールデンウィークの岸田首相の外交は評価しているのです。
岸田首相は、親バイデンなのですが、一方で、グローバルサウスの新しい流れにもいっちょかみしているのです。うまく対策をしているといえるのですが、いわゆるコウモリ状態なので、一歩間違えるの危険な状態ともいえるのです。
日本は、アメリカとの同盟関係は、完全に切り離すことは不可能なので、あっちともこっちともうまくやるしかないのです。そして、本気でそう思うのなら、全てを背負って世界のリーダーになる覚悟が必要なのです。
私は、日本に出てくる次のリーダー(ポスト岸田)は、調整型リーダーではなく、媒介型リーダーが望ましいと思います。
いわゆる、どっちにも良い顔しながら、全体をうまくまとめていくリーダーシップなのですが、調整型と媒介型は、似て非なるものです。
調整型は波風を立てずに、穏やかであれば良いのですが、媒介型は、関わる人に刺激を与え、支援する力を持っているのです。周りの人を元気にするのです。ですからこのリーダーシップの大きな特徴は、当事者ではなく、周りの人たちの受け取り方で評価されていく、ということです。
つまり、周りから選ばれないとリーダーになるのは難しいということです。
媒介型リーダーシップがよく喩えられるのは、扇の「支点」です。自らは、ほとんど動かないのですが、周りの人が活躍できるようにすること、といえるのです。
アメリカが覇権を手放しグローバルサウスが台頭する中で、日本の運命は、トツプに登り詰めるか、地に落ちるか、どちらかの選択しかないのです。
どちらかしか選べないのですよ!😅😅😅
日本が上昇するためには、「扇の支点」をやれるリーダーを選んでいかないといけない、という事になるのです。
そうするの、リーダーの選び方も変わるのです。
承認欲求も駄目❎
強欲も駄目❎
思いやりの心🔴
能力、戦略だけでなく、人間性も求められることになりそうです。
さて、岸田首相は次のリーダーとしてふさわしいのでしょうか?
SNSによると、アメリカのドル崩壊は間近のようです。
間近というと、どれくらいの期間かわかりませんが、日本はどのように変化するのかしっかり見ておきたいです。
最後に蛇足ですが、アメリカはこれから落ちぶれる、(運命的に一度下降する)のですが、これから台頭するグローバルサウスの輩下になり下がるとは、私は考えません。
アメリカはまた内戦などのあらゆる変容を繰り返し、自分たちの道を新しく切り拓いていくと思います。つまり、グローバルサウスの影響はあまり受けないということです。
そのためにもこれからのアメリカは孤立するだろう、というのが私の読みです。
それでは、本日も良い日をお過ごし下さい。