少し前、神戸新聞のウェブ版で（ひっそりと）こんなニュースを見つけた。
みんな、どうとも思わないかな・・？
↓
⭐︎ 神戸市がAIで職業紹介へ コロナで雇い止めの人ら ⭐︎
（↑ウェブ版の記事は日々削除されることもあります）
もうすぐ神戸市が、このAIシステムを構築出来る企業の公募を始めるそうだ。
どんな企業が参画するのか気になる所なので、
また神戸市HPやニュースなどで引き続きチェックしたい。
この記事では１０月には運用を目指すーと書かれている。
ちなみに神戸市・中央区の一部地域は、
夏ぐらいまでに５Gアンテナ設置完了、
５G電波を活用予定みたいだ。（ソフトバンク電波エリア地図より参照）
それで
このニュースを見て私が思った点はおおまかに、
これは内閣府が提案する
「破壊的イノベーション創出の提案」
↑リンクあり
それに向けて（その一部？）のものであるのか
このムーンショット計画とは内閣のHPにも詳しく書いてある。
（↑ねぇ、知ってる？ ムーンショット計画）
内容文の中に''「失敗を許容」しながら'' と明記してある部分が、
気になる（時間がある人は読んでみて）。
前例のない場合には失敗を前提に、とのことなのか...？
そしてもう一つ気になるのは、
国から神戸市がムーンショット基金（仮）？など
研究開発のための資金を得る予定（もしくは得て）いるのか。
事業費には国の就職氷河期世代支援の交付金を使うとあるが。。
それ以外にもこれは、実はムーンショット型研究開発の一部なのか？
そして、
求人を紹介出来るだけの「有効求人」が本当にあるのか
以上の、２点だ。
ムーンショット型研究開発は
「破壊的イノベーション」と言うだけあって、
私はSF映画みたいな世界を想像してしまった。
だけど、アフターコロナの世界はもうー
いきなり「ブレードランナー」もしくは、
新版の「マッドマックス・怒りのデスロード」
そんな風になってしまうのだろうか・・
オバチャンはその計画に少しついていけない。。
オバチャンは旧マッドマックスの、
ティナ・ターナーみたいにならなければならないのか・・
話は逸れたけれど、そもそもAI。
いつも思うのだけど
AIをまず最初に創っているのは、人間だ。
動かすプログラムを組むのはまず、人間だ。
だから創ったその人間の
癖・嗜好・思考はそれに必ず反映されている。
どんなに精巧で完璧なプログラムでも、
必ずどこかに（その人間に弱点があるように）
穴はある。
プログラムの世界では、
《if ~,~》
《もし◯◯したらば、◯◯する》のように、
英語の指令系言語が使われている。
とても精通したプログラマーは、
膨大な言語や型の整列を見ただけでも
その人がどんな性質の人か分かってしまうことも、
あるらしい。
または言語の並び方や間違いから
劣悪な労働環境で働かされていることなども
想像出来ることもある、
らしい。
そうして精巧に作られたプログラムの上で、
AIを機能させる。
AIを機能させる為には、たくさんのエサ（ご飯）が要る。
エサ（ご飯）をたくさん食べさせなければ、
AIはちゃんと動けない。
エサ（ご飯）とは、「データ」のことだ。
またたくさん食べさせないとAIは大きくなれないから、
エサ（ご飯）はたくさん
＝「ビッグデータ」が必要になる。
AIはたくさんご飯を食べて、勉強する。
そうしてどんどん頭が良くなっていき
今度はコンピューター演算により、
勝手に成長していく。
「もし◯◯な時は、◯◯」
「もし◯◯な人は、◯◯」
「もし◯◯な事態が起こったら・・
◯◯」
etc.etc....
んで、データ（エサ）って、何
そう思う人に説明すると、
AIに必要なエサ（ご飯）は、
私たちの「人間」の個人情報その他、だ。
本題の新聞ニュースの内容から推測すると、
ここで必要なご飯とは
《30代半ばから40代半ばの就職氷河期世代》の
氏名・年齢・住所・電話番号・職歴・マイナンバーetc..
そういった物。
その他内容から《SNSなどで24時間相談可》とあるのは、
多分だけど《LINE》などを使うのではないだろうか。
その相談内容も逐一24時間とあるので、
相談の内容もAIのエサ（ご飯）になる。
もともと（もしLINEを使うならばの仮定として）LINEは
膨大なデータを蓄積しているので、
LINEとこの求職AIシステムが連携するのであればー
一気に様々な個人の情報がビッグデータとして活用されるだろう。
これは想像だけど、LINEでのメール内容から
その人の性格や性質などもAIのデータとして活用される、かもだ。
また、この《いつでもキャリアカウンセラーに》とも文言からも
キャリアカウンセラー自体がもう、AI自身なのかも
しれない。
それか最初は就職氷河期世代の人たちそのものが、
２４時間体制でオンライン相談員として雇われ
２４時間同じく失業者の相談に乗らなアカンというー
もしや恐怖の！
そんな矛盾体制になったりもして
まぁ・・私が本当に心配するのは、
失業者のデータだけAIのご飯になって、
実際に就業出来る人が少ない結果となればー
詐欺みたいやな
ってコト。。
とりあえず人が食いついて来そうな
New Worldの機能を提示して、
まずはデータ（エサ）集めから始める。
とにかくAIに食べさせるデータが、
今は必要だ、というだけは理解しておいた方がいい。
それを利用して本当に就業可能かは、
全く未定だし保障もない。
そして登録されただけのデータは
とりあえずのAIデータとしては蓄積されるので、
当面はそれだけでも政府や役人には御の字だろう。
たとえば
思ったより多くの就職氷河期世代が
いきなり大量にAIシステムに登録し（多分そう）
このシステムに求人登録をする会社が１、２件とかなら？！
最初はそんな感じやったら、
本当に就業したい人はー
登録するだけ無駄やんっ
そう思う。
ツリ広告みたいやん。
有効求人の数をまず、
登録する以前に提示してもらいたい。
ほんまに30半から40半の人間を、
雇い入れてくれる企業を
名前を出して提示してほしい。
神戸市やその他、兵庫県に、
本当に就職出来る仕事先、ちゃんとあるんかなぁ？
先進的なシステムに勢いもって登録する会社、
ちゃんとあるんかなぁ・・？
ここからは私の想像だけの意見だけどー
神戸市のこのAIシステムは、
これからもっと大きな求職AIシステムを構築するための
踏み台ーとなるだけかもしれない。。
とも感じる。
だって、失業者の方が今は多いやん！
このシステムが始まったとしても
頓挫するんじゃないかな・・とも思う。
または別の大企業などに食べられる感じで、
結局は神戸市からも離脱して
全国規模のシステムとして
誰かに、一番大きな企業に、
株価も上がりそうな大企業に
買い取られそうだ…。
これに参画する開発者や企業は、
今ある（例えば）マイナビ・リクルート、
その他（例えば）タウンワークやアルバイトニュース
あ、インディードなどなどーー
既存の検索システムを一挙に（お金払って）
取り込む勢いでもないと、
求人データの方が失業数より足りなくなるのは明白だ。
それに就業先を兵庫県内だけにしたら、なおさらだ。
近隣の大阪府などにも範囲を広げるとすれば、
そこは色々と・・あるんだろうナとも推測する。
それか、県内の職業安定所のデータを全部取り込んで
AIシステムにリンクさせるとか。
でもそうしたらもう職安の人も、仕事なくなるね。
で、また失業者が増える。。
何せ、様々な課題が山積みだね。
新時代の求人システムに突入する前の
不安な時代かな、
今は。
もうこんなんやったらさ、神戸市。
今すぐにネット上だけで在宅ワーク出来る仕事サイト！
そんなんを開発してほしい。（注: 詐欺サイト無しの）
例えばクラウドワークスのように、
既に在宅ワークなどの仕事紹介のサイトは数々あるけど、
あれは手数料とられたり、
お金の振込がややこしかったりするやん。。
もし兵庫県内だけの仕事だけに限るならばー
神戸市とか公共の機関が紹介手数料とかもとらずに、
家で出来る仕事紹介サイト、などを作ってもらいたい。
そういうのして貰いたい。
給料のやり取りをどうするかが、
求人情報の取り込み方が、課題だけれども。
めっちゃアナログな内職手作業紹介や、
神戸市内などのネットショップの発送手伝い、
例えば神戸市の農家が◯◯を廃棄処分ー宅配購入可！
など小さな情報から載せるのでもいい。
そしたらさ、
アホほど求人が来て、
きっとパンクするよ
時代がAIで、
その開発に力を入れなきゃいけないのかもしれないけれど・・
今すぐに必要な仕事情報を、
市民は求めていると思う。
もうね、
何気に知った小さな記事だったけれど
びっくらコンブだよ
アナログにだったらさ、
地域の無料の求人冊子見て電話してー
昔ながらの
そうやって仕事を見つける方が、
案外早かったりするかも ネ。。