ラストシーン。 | pacoの日記

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小さな港町
からの
ひとりごと

 

 

 

 

映画ーって、

 

人との出会いにも似ているような。

 

そんな感じがする。

 

 

世の中には沢山の映画があって、

 

その中から自分で好きなのをピックアップして

 

観ているわけだ。

 

自分の好みに合いそうな物を、直感で選ぶ。

 

 

なのに途中でやめてしまったり、

 

(私なら)早送りしてしまったり。

 

(私なら)音楽がまるっきしダメとか

 

そういうコトを思ったり。

 

 

監督さんの良し悪しや、

 

俳優さんなどの力量もあるけれど、

 

途中でやめたり寝た映画は、後の記憶にも残らない。

 

 

「失敗やったぁショック」って思いのみ

 

たまに思い出すくらい。

 

 

 

人間関係も、似たようなことがある。

 

ちょっといいかなぁ〜と思っても、

 

関係が深まるにつれて自分とは合わないな、など。

 

 

もちろん合わない人が悪い人なんじゃなく、

 

それはそれで自分に何かを学ばせてくれる人でもあるから、

 

経験値の分量に追加される。

 

 

 

人間関係も仕事なんかも、

 

結局は「最終的に求めるもの」が違っていると

 

辛くなったり、

 

自分が自分でいられなくなるね・・。

 

 

 

だけど、たまーに偶然か、

 

何の期待もなく何気なく観ていた映画がー

 

どうしたものかはなっから、グッと引き込まれもする。

 

 

 

こちらは文句一つ付けず大人しくて、

 

静かに静かーに、

 

その映画の世界に魅力されていく。

 

そしてその映画が好きだ、と思う。

 

 

 

そんな風に好きになる映画は、

 

きっと自分の経験値と価値観、

 

人種や性別に育った環境、

 

そして暗に求めているものーー

 

そんな無意識の断片が映画の中に、

 

投影されているのかもしれない。

 

 

 

そして最も心の奥底で追求すものが描かれた映画は、

 

きっと一生忘れないマイ・ベスツの、

 

仲間入りになる。

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

「好きな映画はなに?

 

そう聞かれたら、返答に困る。

 

 

『あなたはどんな人間? 

 

何を求めているの?

 

どんな人がタイプなの?』

 

そう矢継ぎ早に聞かれたようで。

 

 

 

 

それに沢山の映画を見ているから、迷う。

 

 

 

 

この人には

 

「Mr.Boo」や「イップマン」のカンフー映画を言うべきか、

 

「死霊のはらわた」を言うか「悪魔の毒々モンスター」を言うべきか、

 

 

 

クリント・イーストウッドの映画ーとか言うべきか。。

 

 

 

他色々! 

 

 

 

 

その映画によって私の印象が全く変わるのも、

 

困る。←考えすぎ。

 

 

 

 

だけれどももしここで

 

丸裸の私を見せるなら、

 

迷わず3本の映画を挙げる。

 

 

 

 

①「マニトウ(ホラー・廃盤)」

 

②「カッコーの巣の上で」

 

 

 

 
 
 
 
 

 

 

 
 
 
 

 

 

 

そして

これだ。

 

 

好きな人はきっともう、分かるかな。

 

そう、

 

「ショーシャンクの空に」。

 

 

 

 

この3本の映画はどれも

 

ラストシーンが秀逸で、大好きだ。

 

 

 

これらの映画のラスト・結びは全て、

 

私の求めるものとシンクロする。

 

 

 

 

今は特に、

 

ショーシャンクの気分だ。

 

 

 

観ていない人にはネタバレになるけれど・・

 

俳優ティム・ロビンス演じる主人公アンディは、

 

冤罪で刑務所に服役することになる。

 

 

 

それで数々の酷い目に合い、あげくは

 

悪の権化みたいな刑務所長の裏金を管理する

 

Bookkeeper(簿記係)をさせられる。

 

 

 

そんな中、刑務所内で唯一アンディが心を許せるのが、

 

友人のレッド。

 

レッドは、モーガン・フリーマンが演じている。

 

 

 

そしてある時冗談のように、アンディがレッドに

 

ある約束を話しかける。

 

 

 

「いつかここ(刑務所)を出ることがあれば、

 

二人で海辺のあたたかい場所でー

 

一緒にホテルでもやってみないか?」みたいな。

 

 

そんな提案をしていた。

 

 

 

 

最後のシーン。

 

私には、圧巻で。

 

 

その夢や失っていた希望が、

 

叶う瞬間。

 

 

 

 

とてもいいラスト・シーンなんだ。

 

そして

 

それは私が求める希望や夢でも ある。

 

 

 

 

私は主人公のアンディのように忍耐強く、

 

頭がとても切れるタイプではないけれど。

 

 

 

たまに、こういう夢や希望を抱く。

 

 

無下に扱われて自分の居場所もなくて、

 

こき使われるだけなら、

 

もう誰かの下でなんか働きたくない!と思う。

 

 

 

 

そしてふっと、

 

遠い場所で、気のおけない友人と共に

 

自分の作った仕事をするならばー

 

そんなことを夢想する時、

 

必ず

 

このラスト・シーンを思い出す。

 

 

 

私の求めるものをはっきり言うと、

 

このラストに集約されている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↑トレーラーは字幕は無くて、英語のみなので

 

訳分かんないかもしれませんが・・m(._.)m

 

ここに繋がるまでの物語ーー

 

観てみたい方は、DVDかネット配信であれば是非!パー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 

 

 

グラサンハート「ショーシャンクの空に(映画)」の原作は、

 

スティーブン・キングの原作「刑務所のリタ・ヘイワース」

 

この本に中篇で入っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

グラサンハート 映画のセリフにたくさん出てくる!

 

アメリカ英語のスラングなども勉強したい方に星

 

「ショーシャンクの空に」の英語のスクリプトなどが書いてある本

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おやすみ。