昨日のドラマの感想、俳優・菅田俊さんが良かった。 | pacoの日記

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小さな港町
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ひとりごと




昨日のドラマ「陰陽師」の感想。

他の皆さんが評価サイトで書かれていた物などを読んで、

「あ〜、私もそう思ったな」

そう感じることが多かったので

自分なりのここが‼︎という所を記録としてニコニコ



最初に、

私がおばちゃんで脳内反応が鈍ってきたのか…

セリフの取り回しが速く感じた💦


展開もコマ割り?も2時間に収まるよう

無理に収めた感じが・・

これも、私がおばちゃん故にかな笑い泣き


晴明と博雅の声の質・音程が似ている気がして

少し目を離してセリフの音だけ聞いていると、

どちらがどっちか分かり辛かった。

耳まで老化してきたか…?!と

これには少し自己嫌悪汗




期待していた笛の音は、現代的メロディーで

とっつき易くしたのかなぁ?

もうメロディーも覚えてしまって、

そちらはユーミンの「砂の惑星」の音と

リミックス出来そうやな!なんて感じた。





良かったことは、、

ドラマを見始めて

小学校くらいの時の実家での雰囲気を思い出したこと。


昔、母親が

「今日は夜9時からあんたら好きそうな映画があるから、
早めに宿題やって、

お風呂も入っときよ〜」と。


そんな風に私たち兄弟・姉妹に声をかけていた。


その頃はチャンネル争いもあるし、

兄弟で新聞の裏にあるテレビ欄をチェックして

それからTVに合わせて予定を立ててた。


昨日の陰陽師を見てたら、

何か子供心にワクワクしたり

怖くなったりしながら見てた

遠い昔のその感覚をー

ふと思い出した。


昨日は、

このご時世だからか殺陣のシーンは

めちゃくちゃソフトだった。

血ィも子供が見ても全く大丈夫なくらいだった。




でも、小さな頃の私やったら 

これくらいでも

怖くなったんかな…?



ぼんやりと歳を重ねると

肝もすわって、恐怖感までも摩耗…?!

なーーーんて思ったけど、



やっぱり、昨日の映像は超ソフトやった❗️



昨日のドラマとは時代設定が全く違うけど、、

昔の必殺仕事人では無碍に殺された人々の怨念も

こちらが涙が出てくるくらいに分かったし、

悪い事した人の仕置き、も

これくらいのことされるんや…と

子供心に妙に納得していたような。

でももう…「中村さん」も居ないし、ね。。




今はTVもコンプライアンスとかあるから、

表現の仕方も難しいのかな。





そんな中、楽しめたのは

衣装の「装束」、

俳優の「菅田俊(すがたしゅん)」さん

個人的には好きだった!!







菅田俊さんは、鬼と化する平将門役で登場。



菅田さんは、高橋玄監督の作品、

「ポチの告白」という映画で主演をつとめられている。

社会派のこの映画は

警察の腐敗と一個人の人生の転落を描いたもので、

見た当初、身震いするほど怖かった記憶がある。

それほど怖く感じたのは

「俳優が演じている」ということさえ忘れてしまうほど、

リアルな演技とリアルな内容だったからだ。



そちらの恐怖の印象の方がすごくて、

ドラマ・陰陽師を見た当初はー

平将門役が菅田俊さんだと、すぐには分からなかった。



菅田さんの姿形や特殊メイクを見たとき、

やはり昭和のときの懐かしさを覚えた人は

きっと他にもいらっしゃると思う。

菅田さんは昔の仮面ライダーにも出てたし、

悪役としてご活躍されている。



ところで

菅田さんの特殊メイクは、

個人的には小学校の時、ビデオか深夜帯で見た

江戸川乱歩原作の

「恐怖奇形人間」という映画を

彷彿させる容貌だった。


これまた今はカルトムービーで。

20年ほど前だけど、もう一度見たかったので

海外で再販されていたものを見つけた時に購入した。

それがこちら








↑ちょっと調べてみたら、Amazonでも売っていた…
石井輝男監督の1969年公開の作品。
東映。




菅田俊さんはこの映画には出演されてはいないが、

特殊メイクの風貌が、この映画の怖かった記憶を蘇えらせた。

ちなみに菅田さんは、東映に在籍された時代がある。





↓ 昨日の陰陽師のシーンより







変な言い方かもしれないが、

私には安心して観ていらるような平将門役、

菅田俊さんだった。





三角の鳥居。





あと





晴明が蟲毒(こどく)という妖術を説明するときに書いた この文字。

この筆の文字が綺麗だな…と思った。




そして、

有職装束。



時代物とかをTVで見るときには

とても気になってしまう。

日本人の昔のセレブリティー・ファッション。



伝統衣装には階級に沿って

身につけて良い色とか模様があったりで、興味深い。







↑テレビを見ていたら、下の写真の方には

首元に白いシツケ糸が縫ってあり気になった。



めちゃくちゃ細かいけれどあせる

このシツケ糸のバッテンには何か意味あるのかな??

それとも留飾りみたいなのが外れたんかな?!

とか。






道満役の飄々とする竹中直人さんに、

この衣装もぴったしだった。

立襟の部分が面白く、南蛮風。




有職装束大全有職装束大全
7,080円
Amazon

有職装束については

絵柄付きでこの本に詳しい説明がある。

すごく気になっていて欲しいのだけど、

お値段がなぁえーん




図書館に入荷しないかなぁ。。