10月はたそがれの国〜①「奥さん」と呼ばないで。 | pacoの日記

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小さな港町
からの
ひとりごと

 

 

 

 

下町の商店に買い物に行くとー

 

 

 

「オクサン、こんなんもありますよ!」や、

 

「オクサン、これオマケね♪」

 

そんな風に声をかけられる事がある。

 

 


「あ、どうもビックリマーク ありがとうほっこり

 

 そう返事をして、

 

オマケを頂けたのは勿論

 

嬉しい事この上ない。

 

 

 

でも、内心。

 

 

『私・・・


誰の「奥さん」でも無いねんけどなぁ〜。。えー?

 

 

そんな風に毎回、

 

トホホ・・汗と気まずく感じる。

 

 

 

中年になって体質も変わり、

 

お腹周りの贅肉がデブんと主張する。

 

 

ひっつめ髪で薄化粧の私が、

 

肉屋のショーウィンドーに映る。

 

 

 

どっからどうみても


OP(オカン・ポイント)レベルは日々上がり、

 

WP(ウーマン・ポイント/女子力)はうだつが上がらない

 

私。

 

 

職業は、「戦士」だ。

 

 

 

 

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古くから日記を読んでくださっている方は


既にご存知のとおり、

 

私は、バツイチの子持ちのシングルマザー、だ。

 

 

なんて世俗的な響きか!と、

 

書いてる最中 今さらながら思う。

 

しかもついでに、貧困層。

 

 

 

 

私にとって、10月はたそがれの季節。

 

今は「恋愛」とは遠く離れた私は、

 

過去の「痛い記憶」を振り返ることにした。

 


世間に話すと反発を受けるよな

 

シンママの、全て失敗に終わった恋愛記。




思えば台風のように過ぎ去った10数年だった。

 


離婚してからは何やかんやで子育てと生活に必死。


今となっては何故こんな風になったのかもさえ、


自分でも知る由はない。


立ち止まって考える暇はなかった。


ただボロボロになって修復不可。


それで、そのまんまで進んできた。




離婚するとき元旦那の浮気や私の気持ちは、


まるで突発的な嵐、雷や暴風雨のようだった。



何を言ったか話し合ったか、


別れた後の今ではもう思い出せなくなった。




ただ、


「お前みたいなやりづらい女は、


これから一生 独り確実や‼︎ 」。


そう大声で罵られたコト。



それは私に呪いの様な打撃を与えた。



その時それを聞いた「やりづらい私」は、


それでも不敵な笑みを浮かべていた。



思い返すと我ながらその「やりづらさ」は


漫画の様な独特さで、、


今は、笑えてくる。





その後、


やりづらい、超絶不器用、& 偏屈と三重苦揃った私もー


それなりに色々と頑張ってみた。



何故なら子供が巣離れした後に、


残りの人生を共に歩むパートナーがほしい…


そんな微かな願いを胸に秘めているからだ。



いつか私も子離れする時が来る。


その新たなる日が来たとき、


やりづらい私とでも


共に人生を共有してくれる人と出逢うことができれば…(夢)と。




 

しかーし❗️


頑張り方を間違えているのか


今だに、ずっと彼氏も恋人もなし。

 

そして・・現在もそれは、進行中であるえーん

 






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「シンママ」が終わった恋を語るとき、

 

周囲の人や人生の先輩女性たちからの言葉は、


 

「いいじゃない、だってあなたには子供がいるのだから」。


 

それが結び言葉である。

 

 


勿論、そうだ。

 


しかしその言葉を聞くたびに

 

「こいつらは絶対、


私のことを一生理解は出来へんのやろう・・」と

 

正直、心の中で毒づいた。




また、ここでもやりづらい私の登場である。


 

 

あなた達はまるで私が子育てやってないよーにいうけれど(←私の妄想ネ)

 

ちゃんとやってる上で、恋もしてるネンビックリマーク

 


めちゃくちゃタイトに詰め込んだ家事・子育て・仕事の猛烈な勢いの中

 

全てにバランスをおくその難しさおーっ! 

 


そしてたどり着く独り寂しい夜に、

 

心細くなって


誰かを頼りたくなったり


ひっそりと誰かをロマンティックに想うことさえ


許されないんですか!?ぐすん





…てことは言わへんけどあせる




言うと「離婚したのはアンタの勝手だろ」みたいに


ピシャリと言い返されて、ハイ、終わり。




人生、色々やのにな。


言葉に出来ない色々があってのコト、なのに。



 


まぁ、冷静に考えたらー

 

それは彼らからの優しさこもったアドバイス


でもあるのだろう。

 

 

「いいじゃない、だってあなたには子供がいるのだから」。

 

その言葉は不幸な恋を終えた私への最高の


慰め言葉。

 

そしてまた

 

それは、ジェラシー。


そして、エンヴィー(羨望)。

 

 

 

誤解なきよう真っ先に書いておくと、


私の中では子供が一番 大切だ。

 

親になった途端、


絶対に子供を守ると決めてここまできた。

 

これからだって、そうだ。


それが私が「戦士」たる所以で、


全ての親は基本的に戦士であると感じる。

 

 

でもまぁ、やはり子供を持つ人と持たない人では考え方が違うのも確かで。

 

そのため今は「いいじゃない〜」


そう言われてもイラっとはするが、気にしない。

 



でももう。


恋の話は、誰にも話さなくなった。

 

ただただ自分の中で、ひっそりと。

 

 


たまーに思う。

 

シンママが恋に落ちたらダメなんですか・・?

 

 

シンママというカテゴリーがなければ、

 

その前に誰だって一人の、人間だ。

 

人間やったら恋に落ちることも ある。

 

 

で、私はその中で最も恋愛弱者な方で、


恋愛不得手なタイプ。

 


だからここで書ける話は、全ては失敗談になるあせる

 

 

恋愛は頭でするものではないけれど、

 

今、過去の失敗から自分自身を見つめ直そうと思う。


これから先のために。

 

やりづらい自分はもう愛す、として(苦笑)。



 バカみたいだけど本当はこの先ー

 

恋愛が自分に「有るか無いかも」分からない。


そんな死んだ心の自分自身に、


今は不安でいっぱいなんだ。。ぼけー






 

 

 

 

関係ないけどブログを書き始めた最初の頃、

 

ブログタイトルを

 

キラキラバツイチ・シンママの奮闘日記!キラキラ

 

な〜〜んて、

 

アホみたいに無理してキラキラブログにしたろかな!

 

そう思ったことも恥ずかしながら、あったあせる

 

 

 

けど キラキラするのは性格上、

 

らしくない!」ので止めた。

 

 

 

ただ、地味ぃ〜に、

 

 

生きてる真っ只中。

 

 

 

 

 

 








すぐに空は


顔を変えた。