シナ布シリーズ ①名古屋帯が入りました | 日々きもの専門店 ささ木の 

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職人さんが丁寧に作る「モノづくり」を代々大切に考えて参りました。心がはっとするような「和のもの」や「きもの」。
まだまだ修行中♪の若女将がご紹介します。


音点庵-tontenan-の若女将成長記♪

お客様の旦那様がお写真が好きで、
色々写真を見せてくださったり、教えて下さります。
福井の大野地方のお写真を
頂きました。

「 夏が来たー!」と
思わず叫びたくなるようなお写真で
素敵だったのでアップします。


音点庵-tontenan-の若女将成長記♪

そして、夏と言えば・・・。
シナフ。
以前に、私のしな布の名古屋帯をご紹介させてもらいました。(2011/6/15)

キモノの好きな方は、袷ものよりも夏の着物がお好きですね。
そして、主人も、私も、佐々木家はシナフをはじめとした、
夏の着物が大好き。
特に主人は、夏の着物が好きで、

お嫁に来たころの私に

「普通呉服屋は、袷のキモノに力を入れるけれど、
うちは、夏のキモノが充実していて珍しいんだ」

「夏のキモノの風合いは、袷にはないものが多いんだ~」
「濃い色のキモノに、下の襦袢がすけるのが、
何とも言えない情緒があるんだよー」
「この張り感のある・・・・」と話しだすと
止まりません。

夏の名古屋帯も、染屋さんに
「この生地よりね。」
「こんな生地を創ってみたら?ハハハハハ。
ほかのお店に売ってかまいませんから~。」
と数年かけて、白生地から作ってもらったり。
自分好みを少しずつ作っていきます。

だから、好き嫌いもハッキリ。
「この染めは好きじゃない。深みがない。
染めが甘いとか、蒸しが甘い。とか。
私にはまだ、???ですが、

少しずつ勉強中。


主人がブログを書けば、もっと伝わることがあるだろうに・・。
主人は、文章を書くのが大の苦手。
この熱い思いを、少しずつ私が紹介させてもらいます。

今回は、私のではなく、お店に入ってきた
シナフの名古屋帯をアップします。


白の生紬に、シナフの名古屋帯。
張り感がとてもあって、ざっくりとした風合い。

音点庵-tontenan-の若女将成長記♪

主人が別注して、作ったメダカの生紬の着物に合わせてみました。
コーディネートは、私です。
主人や義父には、まだまだまだまだ、遠い道のりです。

ですが、合わせやすい帯なので、
絽等の礼装用のキモノでなければ、比較的、ピタッと
合わせすく、私でも、ピタッとコーディネートできました。晴れ



音点庵-tontenan-の若女将成長記♪

シナの糸の色とは別に黒っぽく見える糸は、藍色に染めたシナの糸を織りこんであります。
【 藍4本縞 格子 しなふ名古屋帯 】

これまでにブログにて紹介しました商品は、
お気軽にお問い合わせくださいませ。

電話0776-22-4124