正倉院展を見ていて、あるお客様の言葉を思い出さずにはいられませんでした。
先日 「ばちるの菓子切り」
をお買い求め下さったお客様。
「文明や文化は発達しているというけれど、
後退しているんじゃないのかと思うことがある。
本当に発達しているのかしら?。
撥鏤を見ていると、昔の人が考え、作りだすものは、すごいと思うわあ。」
ばちるの菓子切りをご友人の贈り物にされるとか。
正倉院展を見ていると、本当にそうで、
今では見られないから、
これだけ多くの人が
足を運び、ひきつけられるのかもしれません。
白州正子の、私たちの好きな一文。
「昔の手仕事はまだるっこく愚かなものに見えるだろう。が、
美しいものは、そういう愚かなところから生まれるのであって、
インスタントで成功したためしがない」
今回ばちるに逢えなかったので、
「ばちる」のものさしをお土産に買って帰りました
。
