長~く入院する人が多いその病院の内科病棟では、クリスマスが近づくと実習中の看護学生が夜ローソクを灯しながらケーキを持って来てくれる


確か抗癌剤治療2クール目に入った僕は、うつろな記憶で天使が来てくれたかのように見えた。

後にその中の一人と東京ディズニーランドにデートに行きました(笑)


冬になった病室では時々隣に寝ていたおじいさんが死んだりして、そういう事になれてしまった・・・・


2クール目は大部屋で抗癌剤の点滴を始めたが、個室に寝ていた誰かが死んで、翌日入れる事になった。


そして初めて気がついた。俺はF本さんや他の沢山の人が死んだ個室に一人でいたのか・・・・

そう思うとなんだか少し怖くなって、ドアを締め切る事が出来なくなりました。


天井を見ているとF本さんがあらわれて来そうな気がして・・・・・

お亡くなりになる前しきりにTVを直したお礼がしたいと婦長さんが言っていたのを思い出して


夜中も中々寝付けなくなってしまい、夜回りに来る看護婦さんが待ち遠しくてしかたなかった


クリスマスの当日は激しく抗癌剤の副作用が出ておなかが痛くなり、休暇中だった副主治医の女医のH田先生のポケベルを鳴らす羽目になった。


結局女医の言うとおりの薬を処方してもらいましたが、一晩中痛みに苦しんで死ぬかと思いました。


そのうち看護婦さんが来てどの辺が痛みますか?と聞きつつさすってくれる彼女の手が段々下腹部の方に下がって来るので(個室ですよ)性体験のない僕は思わず拒否するような素振りをしてしまい、変な空気が流れた。

今ならそのまま股間に手をあてがって慰めて貰った事でしょう(笑)


前から彼女の視線が熱かったのは知ってました、でもタイプ的には超痩せた光浦康子というか、ハリセンボンが黒ブチメガネしたとでも言おうか(-"-;A

内科病棟は老人ばかりで24歳のピチピチ男子など滅多にいないのです・・・・・


だから皆さん外科病棟に転属願いを出すそうです。

内科にも綺麗な人は沢山いましたが介護的な仕事も多くなってしまうのですぐ結婚して辞めてしまうとかそんな感じでした





病院北側の窓を隔てた神楽坂に

ツインスターなる妖艶なディスコが出来たとの情報を雑誌で目にした


なんとしてでも生きてここを出て、お立ち台に上るギャルと親交を深めたいと強く強く妄想するのであったが未だ童貞なり、毛髪もないし感染症防止の為外出も禁じられ悶々とした日々はいつまで続くのだろうかと途方に暮れたものでした・・・


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後日談ですが、彼女も出来て童貞も卒業した私は友人と週に2回のペースでツインスターに通い続けたものでしたが

ワンレンボディコンギャル

を仕留める事はできませんでした、当たり前ですね。

ジュリアナと違い入場制限もないこじんまりとしながら豪華絢爛な作りで、エントリーから階段を上がって行くだけでテンションが上がったものでした。

客層もジュリアナに行くのは躊躇するけどここなら弾けられるといった女子や神楽坂在住のおじいちゃんまでパンツを見に来てましたw


ジンライムをガンガン飲んで踊っていた記憶があります。ブラックミュージックの日に良く行ったような・・・


バブルも弾け荒廃して、コスプレイベントなんかにも使われる程落ちぶれて潰れてしまいました。

webサイトだけ残してあるのはなぜなんでしょうか?看板も飯田橋の駅から未だに見えます。

http://www.twinstar.co.jp/





毛髪を失った後、確か紺色のフェルト生地の帽子を買ったと思う。

病室を出る時は殆どそれを被っていた・・・


ベット数 数百床ある病院でも抗癌剤で毛髪の抜けた患者など稀なのだ。

1Fの売店に行く時も人々の好奇の目にさらされているような気がして辛かった


それまでは喜んで受け入れていたお見舞いも、会社の同じ部署の人と古くからの友人だけにした・・・