お金を生み出す、もしくは稼ぐ上で僕らの得意とすることや才能のその見つけ方を偉人の言葉やストーリー、そして著者の経験と視点から分かりやすくまとめている一冊。
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著者を知っていたわけではないけれど本屋で手に取ってパラパラとめくった時に”面白そう”という感情で惹かれたのとすぐに読み切れるボリューム感だったのでその場で購入。
ただどこの本屋であったかは何故か全然覚えていなくて、考えられるとしたら5万9000円のワンルーム時代に帰り道よく寄ってた東武練馬のイオンの本屋か馬場の芳林堂、池袋のジュンク堂か池袋ルミネの上もあり得るな、いやこれじゃ絞ってる意味ないか、自分の行動範囲だった本屋並べてるだけだ。
ただ何故か購入動機だけを切り取って記憶している。
この本の最も大きな特徴としてあげられるのがまず、”誰でもサクサクと読みやすいように書かれている”。もっと言うと”読んでる間ずっと退屈しないためのシンプルな仕掛けが施されている”だ。
誰が読んでもすぐに理解できて読みやすいことは間違えない(その理由は後述で説明させてもらう)。そこから更にその読者を”この一冊から大きく何かを受け取る、またはこの一冊に大きく共鳴する”に絞り込むならば、それは目標やゴール、夢を長いスパンで掲げつつもまだ未完成な状態でいる人たちではないかと思う。
何か今より成し遂げたいと思っていることを人生という長いスパンで捉え、そしてこれから叶えていきたい、自分の才能を使って仕事がしたい、そもそも自分の才能とは何か、とそう強く考えていてまだそれが完成形ではない人たち。
本屋でこの本をパラパラとめくった時に惹かれたってことは自分もそんなことを思って過ごしていたんだと思う。
さて、小言はこれくらいにして本題へ。
著者の本田健さんという人、本人についての簡単なプロフィールが本にも載っているわけだけど代表作は”ユダヤ人の大富豪の教え”と言う本、有名なんだろうか聞いたことある。
本作同様いわゆる自己啓発本を書いてきた人で作家としてはそれなりに知名度のある人なのかもしれない(自己啓発という言葉実は好きではないんだけどジャンルを説明する上で必要なので使っています)
そして自己啓発本で大事になってくるのは中身も勿論なんだけれどそれより”誰がそれを書いているのか”、要するにその大事な教訓とも言えるその持論を”誰が”伝えてきてるのか。がかなり大事である。細かくいうなら誰が書いたかで内容の響き方が変わってくる。
例えばもし小説であればその作家がどこの誰でこれまでに何をしてきた人かどうかは関係ない、もし内容が最高に面白ければそれだけで成立する。それは映画でも漫画でも音楽でもそうで、いわゆる自己を表現するクリエイティブなアート作品と言うのはその作品自体に力があればそれだけで全てを黙らせることができると言う最高にイカしたカッコいいものである。
ただこの手ジャンルはそうはいかない、まあ分かりやすく言うとイチローが書いたものは飛ぶように売れると思う。
著者に実績があって、尚且つそれが世に知られていて初めて説得力を持つジャンル。
もしあなたがそんなメッセージの詰まった本を手渡されたとして、著書が知らない人では表紙の段階で興味を持つのはほぼ不可能ではないだろうか。
ではなぜ自分は著者を全く知らずにその本を手に取ってめくった時に惹かれたのか。理由は単純で、この本はタイトルの通り偉人や有名人の言葉を引用しながらそれをかなりの頻度で一冊の中に効果的に散りばめているからだ。
そして当然偉人のセリフをただ太字で書いてその横でその意味を説明をして、なんていうよくSNSにありがちな再生数稼ぎショート動画の類とは違ってあくまで”引用”しつつ本自体はこの人の言葉で書かれているわけである。
本を読ませるための入り口を作る手法としてはかなりうまい言うか、お、なんだなんだと興味を惹かせて手に取らせるあたりは一本取られたというか。しかもその有名な言葉の数をタイトルで49と言い切っているところもまた一つ読みやすいポイントで49のパートから成り立っていることが手に取って開くとすぐわかるようになっている。
3〜4ページ先の次の言葉の人物は誰だろう、と常に次の言葉を楽しみにしながら読める。だから読んでいる時に退屈せず、そして気づけば著者誰だなんて気にすることなく読んでいるわけである。(ショートコントとかフリップネタ面白い芸人のネタって見ながらもっと次欲しくなるじゃないですか、あれです)
それで実際に書いてある内容も当然しっかりしているわけだからこの手のジャンルの目的であるモチベーションの向上が達成されるわけである。
どんなベストセラーでも知らない著者の自己啓発本のイメージってやつはメソッドが具体的で且つ長い、要するに自分にとってはとても退屈なものでそんなもの読むくらいならYoutubeでニュースでも流してた方がよっぽど有意義だったりする。
具体的な内容をもう一度簡潔に説明すると、お金を生み出す、もしくは稼ぐ上での僕達の得意とすることや才能のその見つけ方を偉人の言葉やストーリー、そして著者の経験と視点から分かりやすくまとめている一冊である。
あなた自身のその素晴らしい、そしてまだ完全には発掘し切っていない才能を有効的に人生に昇華させる一つのヒントとしてはおすすめな良書。
ばいばい




