いざ授業が始まるとおちおちはしていられなかった。
月曜日から金曜日まで一日8コマ、内4コマがマンツーマンで、後の4コマがグループクラスとなっている。
これは生徒によって異なるけど、自分の場合初期のスケジュールは午前中の4コマが全てマンツーマン授業で午後の4コマが全てグループ授業だった。
初日のマンツーマンはキツかった。
英語がチンプンカンプンなのはもちろん、いきなり初めて話すフィリピン人講師との接し方がまるでわからずガチガチに固まりながら授業を受けていた。
こっちの緊張が伝わってか、先生の方もとてもやりづらそうだったのを覚えている。
初日の洗礼を食らった。
お昼の時にはすでに少し凹んでいて、企業の人たちと午前中の疲労について話した。
英語の理解うんぬんより、ガチガチのまま授業を受けている方が辛かった。
少し凹んだまま午後のグループクラスに挑むと、やはりそこは流石にグループなのでマンツーマン授業ほど意識せずに済んだ。
プレゼンテーションのクラスでは自己紹介した時に、趣味は音楽を聴くこと。といつも通り説明したところ先生から歌うことが好きなの!?と聞かれ反射的にYes.と答えてしまったら、じゃうたいましょ〜みたいなイカにもなノリを出されイヤイヤイヤ、え?初日初日、と思ったけど実はおれそういうの全然できてしまう人なので近々歌うことを約束してしまった。
と、いうよりもちろん断ったわけだけどなかなか諦めてくれなかったので約束してしまった。
そんなに言うなら逆にしっかり歌ったろか?逆に結構マジでフルコーラスしっかり歌われても困るでしょ?やったろ。といういつものどうでもいい反骨精神がでた。
結局二日目だか三日目にワンコーラスだけ歌った。OasisのChampagne supernovaというその場面には全く似つかわしくない曲を歌ってやった。
失笑というよりは普通に"おー。パチパチパチ"みたいな。
ふっといて全然笑ってなかったような、しっかりクオリティの低い素人の歌を聴いて"なるほどねー、パチパチパチ"みたいな。
歌い損だったけど、まあギャグだったりとか歌系のパフォーマンスを振られたら断りたくないタイプなのでやってしまう。
これは余談だけど酒類の振りは絶対断る。例え社長的な立場の人だったとしても。酒は嫌いだ。
最初の週は疲れて8時とかに寝てた気がする笑。
慣れるまではそれだけだった。
最初の頃なので他の国の生徒の連絡先なんか一人も知らなかった。
そうこうしてる間に最初の週末を迎えた。
その週の金曜日がたまにくる午前授業の日だったため出かけることに。
企業の友達が中国の人とルームメイトで、その繋がりでその人が誘った新人グループ10人くらいで巨大なショッピングモールへ。
しっかり数えると11人だ。
韓国4人、日本4人、タイ2人、中国の彼が1人だった。
滞在期間は?とか、どこの街に住んでるの?とか、食べ物の話とかそんな会話だった。
意図したわけではないんだけど企業の連中が3人で固まって座っていて、自分は真逆の方に座ったためしっかり英語を使う羽目に。
皆さんビビン冷麺て、知ってます?
韓国の辛い冷麺でおれはそれが極度に好きなんだけど、初めてのコリアンとの挨拶では大体それを説明する。普通の冷麺と違ってスープがないまぜそばみたいな。
ていうのはビビンネンミョンという現地の呼び方を知ってるということ、サムギョプサルとかスンドゥブとかタッカルビなどの王道料理に比べると知る人ぞ知るマイナー料理だということ、ちなみにコリアンたちの反応はそれ知ってんだwてかなんでそっち?。みたいな。毎回必ず失笑がおきるレベルの料理ではあります。
あとは辛いの食えんの!?とか日本人辛いのダメって人多いのに!みたいな反応になるのでただ韓国料理好きって言うのとは食いつきが違います。
おれはマジでビビン冷麺愛し過ぎていてその愛についてはプレゼンができるくらいですが、好きじゃない人でも対韓国人のファーストミーティング用にそのネタを使うのはありだと思います。ただ事前に食べなきゃだけど。
ちなみにビビンネンミョンっていう現地の呼び方は、馬場の韓国レストランの店員が言ってるのを何回か聞いて覚えた。
てか、注文し過ぎだろ。
韓。
間違えた。
完。

