第二団 4日目
こんにちは。第二団の田辺と佐々木です。今日は沿岸の津波によって被害を受けた大船渡、陸前高田、釜石の見学をしてきました。
↑これは越喜来での見学の様子です。バスを降りた瞬間和やかだった雰囲気が変わり、みんなの表情が真剣になったのが印象的でした。
↑この写真は、大船渡の越喜来地区の越喜来小学校の様子です。約10mほどある建物なのですが、ほとんどの窓が津波によって壊されていて、5か月たった今でも津波の被害が生生しく残っていました。
↑その中でも力強く根付く一本の木はその地域の復興の希望のように感じられました。
【全体の感想】
移動中のバスの中で、山里ネットの菊池さんが、大船渡市は行政の機能が残っているからスムーズに復興ができたが、陸前高田市や釜石市は行政の機能があまり残っておらず、スムーズに復興ができなかったとおっしゃっていて、私達の活動は瓦礫処理などの体をつかったボランティアだけではなく、見えないこういった現状もサポートできているのだと、新たに知ることができました。(田辺)
見学の最中に「頑張れ東北」「支援ありがとう」という幕が掲げられており、まだ復興の途中ではあるが、多くの住民が前向きに取り組むという思いが伝わってきました。(佐々木)
【告知】まぬけ節特別賞、本呼びかけについて
遠野プログラム参加者のみなさん、こんばんは!長沼です。
今、第一団の皆さんに日常生活はどう感じられているでしょうか。
第二団の皆さんも現地でこれまでに多くを感じているようです。
今後のボランティア活動でもそれぞれの力を発揮することでしょう。
さて、8月7日第一団が、まぬけ節で特別賞を取ったことは報告を受けたと思います。その後、地域の方から「お祭りを盛り上げてくれてありがとう」という声を聴いています。チーム一丸となって、たとえ一瞬でも後方支援地を盛り上げることが出来たのではないでしょうか。元気はきっと沿岸地域にも伝わります。
特別賞では遠野市内で使える商品券を5,000円分頂きました。献本ボランティアを経験した一団の全体ミーティングで、この賞品を用いて遠野で本を買い、ボランティア先に寄付をしようという話がまとまりました。
そこで、皆さんがこどもたちにぜひ読んでほしい本を教えてください。
8月11日までに返信、コメントを下さい。よろしくお願いします。
第二団 3日目
こんばんは!!
第2団のB班の記録係の高橋勇人、渡辺龍太です。
今回は男子の視点からブログを更新していきたいと思います。
それでは、更新がかなり遅れてしまいましたが、3日目の活動の様子を伝えてきたいと思います。
3日目、男子は6時に起床し、男子みんなで朝食の準備をしました。
今日の朝食は、目玉焼き、野菜サラダ、味噌汁、ご飯でした。
朝食を終えて、片付け、今日の準備をし、徒歩で市役所に向かいます。
市役所の一部は地震で倒壊してしまい現在修復中だという話を今回聞きました。
市役所が半壊している
市役所では、市役所職員の鈴木惣喜様、市長の本田敏秋様、遠野山・里・暮らしネットワーク(遠野まごころネットワーク)の菊地新一様にお話を伺いました。
今回の話は、遠野の後方支援の重要性、また後方支援のために行った2度の訓練が今回の震災でとても役に立ったという話を聞きました。
また、100年も前から交流のある市が、今回の震災でも支援をしてくれたという話を聞き、
つながりの大切さ、情報のネットワークの大切さを教えられました。
そして、大学生に、自分の感じたことを家族や、友達などに伝えていってほしいというメッセージを受け取り、私たちが今できること、という事を考えさせられました。
市役所を出た後は、各自、昼食を兼ねて遠野駅前の商店街を自由行動します。
今回高橋、渡辺がうかがったのは、「ちどりや」という定食屋です。
ここで高橋は味噌ラーメン、渡辺は五右衛門ラーメン、半ライス、たらこおにぎりを食べました。
自由散策、昼食後に全体が、遠野市立博物館に集合し、山里ネットワークの田村さんの先導で、遠野博物館の展示の紹介がありました。
博物館の様子
博物館では、遠野の文化がどのように発展してきたかを、紹介してもらいました。ここで、遠野と言う場所が内陸と、沿岸の中継の宿場町であったことを知り、その文化の発展の仕方を学びました。
道の駅、風の丘のホームでは、テラスで遠野の景色を堪能しながら、美味しいごまソフトクリームを食べました。
ごまソフトクリーム
夕食や、次の日に使う野菜も調達しました。男子班ではネギ、大根、ホウレン草、を購入しました。その大きさと安さに衝撃を受けました。
その後、入浴、入浴後に13区コミセンに集合し、全体ミーティングを行いました。
全体ミーティングの様子
全体ミーティングでは、班分けをして、ここまでの活動を振り返り、今後どうしていくかを話し合い、その班ごとの発表を行いました。
被災地に来て実感がわいた人もいたし、
まだわいていない人もいました。被災者にどのように接して行けばいいのかと不安になっている人も多くいました。
その中でも多く出て来たのが、
後方支援の大切さ、
言葉遣いや態度の難しさ
被災者、被災地と言う言葉が傷つけてしまうということや素直な態度で支援にあたることが重要だという事でした。
TAの菊池さん、長沼さん、馬場先生の話から、
素直な気持ちで、これまで想像の世界でしかなかった被災地の空気を五感で感じとり、自分の気持ちで人に伝えることが大切だという話で締めくくられました
ミーティングで皆の意識を確認し今後の意識を高めた後は、男女の炊事係が共同して準部を行い全体での夕食となりました。
夕食は、みんなで作った餃子、炒飯、野菜スティックを食べました。
夕食後、男子は、コミセンに集まり、ミーティングをしました。男子のミーティングでは、
朝食、夕食などの行動の時間が遅れてしまっていたという反省が出ました。
そして、明日の予定の確認をし、各班のコミセンに戻り就寝となりました。
3日目の活動では、市役所の話や、博物館の学習がメインとなりました。
ここで得た知識や考えたことを活かして明日からも頑張って活動していきます!!
第2団 B班記録係 高橋勇人 渡辺龍太














