とりあえず、今回のタイトルってどうなのでしょうか?
皆様に分かりやすく「家康」にしたんでしょうけれども、まだ家康名乗ってないし。
今一つどこにこだわりがあるのか不思議なドラマ。
そして、再三言っておりますように、みっちが主役。
分かってる。
うん、分かってるんです。
でもね、でもですね、「些か承服致しかねる」
そんな今週の麒麟さん。
※ネタバレのようなものがあります。
駒ちゃんが、可愛くなってるー!!
橙色の着物も似合ってる。
絶対に着物の色も、髪型も今の方が可愛い!!
以前までのどこか野暮ったい感じが抜けて、美しい娘さんになりましたね。
風間元康公、爽やかに登場。
爽やかだけれど、最初に竹千代で出て来た時の方が利発そう・・・。
それにしても風間君、恐ろしいほどに若い・・・!あれで30代後半って、肌もつるっとしてるし、どうなってるの?
実際の中の人の年齢でいくと、染谷くんのほうが10歳近く下という
十兵衛さん、辛い浪人生活。
やっぱり禄を貰わねば、母も子も養うのは難しいということで、朝倉さん家を訪ねてみれば、隣国が戦で緊迫する最中、蹴鞠に生じる義景さん。
しかしながら楽しそうな義景さんが、最早可愛らしいと思える不思議。
今川さんの家の御嫡男もこんな感じなのでしょうね。
蹴鞠大好き。
蹴鞠に興じる義景さんを見て、憤る十兵衛さん。
長谷川さんの演じる十兵衛さんは、やや短気で血気盛んなのが魅力ですね。
確かに、これまでのみっちには無い光秀像。
だがしかし、光秀さん→帰蝶さま→於大の方→元康さんへ繋がる、殿へのお膳立てには違和感。
ここでも帰蝶さまが、またも暗躍。
信長公のファンとしては、何となく悔しさを感じる演出が毎回ある気がするのは、私の心が狭いせいでしょうか。
まあ、「誰の入れ知恵だ」って嬉しそうな殿は可愛かったですし、またあの「とたたた」走りで帰蝶さまの前に回り込む動きも可愛かったのでいいんですけれども。
そうか、染谷信長公は「つい手を貸したくなる」そんな信長公なんだわ!
思わず手を貸したくなるほど、魅力的だから仕方のない話なんだな、うんうん。
さすが我が殿、愛されてる。
とはいえ、敵も身内の中にたくさんいて、実の母からの愛は得られなかった方ですので。
今回の於大の方への対面で、信長公が自分を愛してくれない母を、それでも求めていることが痛い程に伝わって切ない。
そんな殿を、母上の分も愛してやってください。
しかしまあ、於大の方が綺麗~美人~若い~。
そして、水野元信が、横田栄司さんだ~
以前蜷川幸雄さんの舞台で実際に拝見しましたが、お顔も声も渋くて素敵な役者さんです。
そしてそして、今週の素敵な殿キタ――(゚∀゚)――!!
今川軍の進行の予測を尋ねる殿。
地図上には『桶狭間』の文字。
その時の、目が・・・!何かを決意したその目に、ワタクシの心臓どっきんこですよ。
惚れる・・・いや、もう惚れてますけど、何度でも惚れ直す。
戦国総選挙ぶっちぎりで1位を獲得するほど日本国民を魅了するお方。
それが織田上総介信長様。
もうすぐ麒麟さんが「麒麟を待つ」状態に入りますが、良かった~桶狭間まではやってくれるの、すごく嬉しい~。
来週は今井翼くんの毛利新助も見られる!
何より予告を見れば、帰蝶さまの言葉から、殿が自身で動いて戦に向かったことが分かるので、これまた期待大!!!
来週は、ワタクシもうテレビの前で正座して殿の勇姿を見守る所存にございます。
ところで、今回のらぶりん義元公で、今川義元のイメージが変わったという声も聴きますが、私の義元公像を変えてくれたのはこの作品。
宮下英樹先生の『センゴク外伝 桶狭間戦記』です。
その生き様も志も散り方も全てが美しく完璧な義元公でした。
そして間もなく今年も6月2日がやってきますね。
この日誰が何を思い、どう動いたのか、どれだけ誰が何を研究しても結局のところ分かっていることは、1582年6月2日に本能寺が燃えて、織田信長公が歴史の表舞台から姿を消したということだけ。
『麒麟がくる』がどんな答えを導き出すのか、今年はそれを想像しながら我が家の殿棚(神棚的な・・・)に手を合わせたいと思います。